五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

夕顔から玉鬘へ

2010年01月26日 | 第2章 五感と体感
久しぶりに源氏物語を語る機会がありました。

二時間の勉強会では、全部を語ることはできません。
ですので、今回は「将来の不安を健全に解消するための方法」を自問自答しながら、夕顔から玉鬘までを私なりのダイジェズト版で一気に語らせていただき、聞いた方々がそれぞれ響いた箇所を語っていただく形で勉強会を進めていきました。

某学校の第11回目の勉強会なので、すっかり打ち解けた皆様との時間だったせいか、とても有意義に楽しく「響いた箇所」を聞かせていただきました。

「夕顔が不幸なのか幸福なのか多様な思い」を語ってくださったり、
「玉蔓の生い立ちにも関わらず、健全な考え方ができたのはなぜか・・・?」、とか、
「都に上り、そこでの運命的な再会」に感動したり、

深く納得し、強く心を動かされるような「想い、思い」を皆様が語ってくださいました。

ひとつの物語の解釈の仕方は、解釈する人の成育史に深く関係しています。
そして、自分の遺伝・環境・老化、そして、自律神経・免疫・分泌も深く関与しています。

自分がこれからどう生きていくか、
そして、将来への不安感をどう解消していくか、

不安の中にとどまる時間を強く意識することも必要なことでしょうが、自分の中のなにかを打開したいとき、物語の主人公に自分を重ね合わせてみることで、何かが見えてくるかもしれません・・・

[生き甲斐の心理学参照」
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