五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

五感を言葉に

2010年01月09日 | 第2章 五感と体感
味覚
触覚
視覚
聴覚
臭覚

テレビ番組で女の子が「ウマい!」という言葉に、違和感を感じます。
なんでもかんでも「かわいい!」と言うのと同じであるし、本来女性が使うに相応しい言葉ではありません。

ワインの味を表現する言葉は、味覚の文学です。
味覚から広がる触覚・視覚・聴覚・臭覚は、まるで絵画のように広がります。

歌を歌うこともそうです。言葉を紡ぎ、音を口にすることによって、感情に響き、情景が広がります。

体感したものを体感しっぱなしにして、癒されることも必要かもしれませんが、そこから一歩踏み込んでいくには、体感を言語化することが大切です。

自分の感情や体感にふさわしい言葉を見つけるには、本を読み、音楽を聴き、芸術を見て、人に会い、美味しい料理を頂き、好きな香りを意識することです。それらが曼陀羅のように響き合い、いつしか自分の言葉として自然に奏でられていきます。
環境は個性を育てます。

体感の言語化は、まずは自分の五感を言葉にすることから始まります。
自分にしっくりくる言葉を大切にしたいものです。

[生き甲斐の心理学参照」
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