五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

神仏習合

2010年01月04日 | 第2章 五感と体感
我が家の新年は実に神々しい…

クリスマスの飾りはそのまま。
地元の氏神様の八幡神社のお札。
川崎大師で護摩焚きをしていただいたお札。
大日如来が鎮座し、小さな鏡餅が、それをお向かいから見つめている…
しかも、大日如来の横には、エジプトのピラミッドが三つ並んでいます。

そして、そろそろクリスマスの飾りから、東大寺横にある手向山八幡のお飾りへ。。。

多宗教を受け容れることのできる資質を持った日本人。
無宗教と言う人が多い中、手を合わせることを忘れませんし、結婚式も葬儀も、たいてい何かの宗教に帰属して行います。

一つのものだけに帰属しないアイデンティティ。そのようなあり方も、立派な揺るぎないアイデンティティです。

自己受容も他者受容もそんなところから生まれてくるはずです。
むしろ、しやすいはずです。

ただ、公立学校教育の中であらゆる宗教や考え方を教えてこなかったひずみが最近気になります。大学に入り、わけのわからない団体に勧誘され、気づくといつしかカルトのメンバーになってしまうことが問題になっているようです。
各大学が、具体的に親や学生に警告をアピールするようになってきました。
先日送られてきた子供の大学の広報誌にも警告が書かれてありました。
キリスト教系の大学にもそれについての冊子が置かれてあります。

問題意識を持った人は、このように記事に目が留まりますが、たいていの人は、大学の危機管理に気付かないと思います。

結局、自分を守るのは自分です。
それには、多宗教を学ぶことです。何がヘンで、なにがヘンでないかの判断を養う文化的知識を身に付けてほしいな、、、と思います。

[生き甲斐の心理学参照」
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