五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

死ぬこと

2010年01月05日 | 第2章 五感と体感
私の知る限り、今年は二日から人身事故がありました。
三日にもありました。

駅の電光掲示板を眺めながら「…またか、」
…悲しいかな、そう思う自分の思いに自責の念は起きません。

年末の新聞記事を読み、「死」は個人的なことだ、という考え方から、鉄道各社は、具体的な対策を積極的に行っていないという事実を知りました。

昨日も書きましたが、多宗教に対して寛容的な日本人でありながら、なぜか「死」を忌み嫌う感情が湧くのはなぜだろう、と思います。

「死」という事実がいずれ自分に起こることを意識しながら生きる人生と、「死」という問題を避けながら生きる人生。。。どちらが、イキイキと生きられるのだろう。。。。

私は前者だと思いながら生きています。

電車に飛び込み死んでいく人の気持ちは私には経験無いのでわかりません。
死のうとする人を説得できる自信もありません。

ただ、「死に向き合わずして、それを阻止する知恵は湧かない。」という考えは持っています。

「死」という言葉を口に出すことを憚るよりも、「死を想う・メメントモリ」を大切にしたいと思うのです。

死を想うことは、自分が生きていることの証です。

[生き甲斐の心理学参照」
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