五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

他人の気持ち

2009年10月16日 | 第2章 五感と体感
「私って、人の気持ちをすぐに感じ取っちゃうの~~」
と言う人、結構多いです。

でも、「ふぅ~ん、でも私の今のこの気持ちは感じてないよなぁ~」と、思う私。

ということは、どういうことでしょうか?

つまり、他人の気持ちなんて、わからないということです。

「人の気持ちを感じ取ってしまう」という思い込みに囚われて、自分を抑制してしまう現象は、私もしばしば体験します。
確かに「空気読めない」よりも「空気読める」ほうが、人間関係を円滑にしていきますが、それが過度の思い込みによる「空気読めるヒト」になってしまうと、かなり辛いものがあるはずです。

「空気読めること」にこだわることよりも、「今、この時の自分がどんな感情に居るのか」

他人の気持ちを想像することは、自分の気持の防衛機制が必ず働いているはずです。それが、自分の解釈となり、思考と感情と行動に繋がっていきます。

他人の気持ちは、わかりません。

まずは、自分の気持ちを大切にしようではありませんか
思いやりの気持ちは、それからでも遅くはありません。




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