五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

キツネのしっぽを食す

2009年10月05日 | 第2章 五感と体感
スロヴェニア食の旅で、以前から楽しみにしてたのが、秋ならではのきのこの料理です。

私たちが到着する前日まで雨が降り続いていたそうです。

雨上がりの森は、キノコがにょきにょき生えてきます。
そんなわけで、私たちが宿泊した家に着くと台所には、芳しい香りのきのこの山!

村の人が私たちのためにキノコ狩りに行ってくださったとのこと。

次の日の夕食に出されたのが、キノコのクリームシチューです。
マツタケもそうですが、キノコは香りが独特です。頂いたキノコの名前は「きつねのしっぽ」。なんとなくきつねのしっぽを思わせるような形をしているそうなのですが、そうかなぁ~、、確かにマッシュルームのような形はしていませんが、風になびくようなカタチをしているから、そうつけられたのかもしれません。

この香りは、そうですねぇ、言葉で表現するのは難しいですが、マイタケの香りを品良くしたような?もっとはっきりした香りです。

森に入る、という習慣は、こちらでは当たり前のことのようですが、戦争中は生き延びるめに必要な覆いでもありました。反対に敵と味方の攻防が繰り広げられた場所でもあります。クロアチア国境付近は最近まで地雷が埋められていたところもあったようです。「ユーロに加入する国」という意味が見えてきた旅でもありました。

森は、手入れされていて、野放し状態ではありません。私たちがイメージする童話の森がそこにあります。国の徹底した管理なくては、こんなに美しい森にはならないでしょう。

ところで日本では最近、「森ガール」というファッションが流行しているそうですね。森に居そうな女の子のことを「森ガール」と言うそうですが、「森ガール」は手作り物が好きで大工仕事もするそうな…
…ほんとうの森は、ほんとうに怖いよ


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