五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

誰もが体験する初体験

2009年10月14日 | 第2章 五感と体感
どんなことを始めるにしても、誰もが未体験から始めます。
家業を見続けながら育ったとしても、それを見て、解釈していくのは自分自身です。向き不向きも現実吟味を働かせながら自分で判断していきます。

教員免許取得のための現場研修期間を二週間から一年間にする、というニュースを聞きました。

誰もが最初は、初体験です。親が教員であっても、聞くのと見るのでは大違いです。自分が体験してみて初めて、知っていきます。これが経験です。
子供が大好き!という理由で選んだ職業であっても、その感情をいつも維持しながら仕事はできるとは限りません。
しかも、職場の人間関係だけではなく、今は父兄との関係も大事な事です。

子供と親と先生。

親と先生の関係も、時代とともに様変わりしてきたように思います。

どんなことでも、初体験から物事が始まります。
一年研修期間を味わったからと言って、あらゆることへの応用力が既に身に付くわけがありません。
子供とともに育つ親と同じように、先生もその環境に身を置き、いろいろな経験を踏んでいくことから成長してきます。

親の保護から離れ、社会に出た人の成長を社会全体が見守ることも忘れてはならないと思います。

自分の子供への愛情と守ることはもちろんのことですが、新米先生を温かく迎え、信じていく親の姿勢も忘れてはなりません。

人は一人だけで成長していくものではないことを常に心に留めておきたいものです。

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