なつやすみの初めに、うちの小学生が捨て猫の赤ちゃんを拾ってきた。
まだ生まれたばかりで目も開いておらず、ミルクを約2時間おきに飲む。
注射器で口に入れてやり、手で刺激して尿と便をさせてあげる必要がある。
「自分で世話する!」というから、やらせてみている。実際は夜中なんか
親が代わりにミルクやったりしているけど、昼間は自分で世話しているから、
なつやすみに子連れで遠出ができなくなってしまった。猫さえ拾わなければ
どっか涼しいところにでも連れていったんだよ? たぶんね。
(そろそろ目は開いてきました)
かといって、どこも行かず家で約2時間おきにミルクを猫に飲ませるだけじゃ
子供が育児ノイローゼになるので、猫が眠っている間だけ出かけようかと、
スタンプラリーにでも連れ出すことにした。
JR東日本がやってるポケモンのスタンプラリーは親(ぼく)が興味ないから、
港区でやっているミュージアムめぐりのスタンプラリーに誘い出す。
今年の夏はものすごーく暑いけど、ミュージアムだったら涼しいだろうし、
猫がミルクを欲しがるまでに家に戻ることも簡単にできる。
【1日め】
カメラの前身は絵を描く道具。
最初に行ってみたのは「写真歴史博物館」・・・なぜなら思い立ったのが夕方で、
ほとんどのミュージアムが17時ぐらいに閉館するけど、この「写真歴史博物館」は
19時までオープンしているのを、スタンプラリーの台帳で見つけたから。
大江戸線の六本木駅に直結。
赤坂9-7-3 10:00~19:00 無料
フジフィルムがやってる施設で、お姉さんにスタンプを押してもらうと、
小学生はクイズのボードを渡されて、喜々として展示物を見て回っては
クイズに回答していた。5問正解して、鉛筆をもらった。
カメラというのは、レンズで物を投影して、絵を上手に描くための道具
から生まれた。感光材が見つかるまで、レンズが結ぶ像をなぞって
物をリアルに描くための道具だったということを初めて知った。
初日は「写真歴史博物館」だけで終わり。家に帰って猫にミルクをやった。
【2日め】
「なんだこれは?」
次の日は青山に足をのばし、まずは「岡本太郎記念館」を見ることにした。
スタンプが2個たまったので、小学生がノートをもらった。ここは入場料をとる。
その代わりではないけれど、自由に作品を撮影していいという。
「芸術は爆発だ!」「なんだこれは?」のおじさんを、いまの小学生は知らない。
南青山6-1-19 10:00~18:00
600円 元アトリエ兼住居
「階段は苦手だよ!スリッパが脱げるから」と言いながら、大人用の履物で
館内をペタペタ歩いて、「何のお仕事?」かよくわからないおじさんが残した
いろいろなものを面白がっていた。まあ、そんなもんだろう。
岡本太郎は生前、「だれでも見られるように!」ということで公共の場所に
モニュメントを作るのを好んだそうだ。なるほどね。
そこから程近い、「伊勢半(いせはん)本店 紅(べに)ミュージアム」も訪ねて
スタンプを押してもらう。3個めのスタンプでは何ももらえない。
南青山6-6-20 K's南青山ビル1F
11:00~19:00 無料
紅(べに)は、江戸時代もっぱら京からの「くだりもの」で、やっと幕末になって
江戸でも作られるようになったというのが驚きだった。
小学生は、紅そのものより、櫛や簪に興味を示していた。言い忘れたけど
女の子なのだ。この日は、以上で時間切れ。家に帰って猫にミルクを飲ませる。
【3日め】
3日めは妻が休みで、猫の世話をしてくれるから、4か所ほど回ることができた。
うちは共働きで、なつやすみの時期が家族で揃わないのだ。
ミンククジラの骨
田町のほうへ足をのばして、「港区立港郷土資料館」でクジラの骨にさわる。
いろいろなものにさわれるから、いちばん楽しかったと後で娘が言っていた。
スタンプが4個になったので、クリアファイルをもらった。
忠臣蔵の四十七士の絵札みたいなものがあり、討ち入りの装束を見て
小学生がしきりに感心していた。話は知らないから、絵が好きなんだろう。
芝5-28-4 港区立三田図書館4F
9:00~17:00 日・祝・第3木休
無料
明暦の大火で、どのへんまで江戸が焼けたかディスプレイされている。
けっこう広い範囲が火の海になって感慨深いものがあった。
続いて、近くにあるから「女性と仕事の未来館」にもスタンプ押してもらいにいく。
立派な建物なんだけど利用者が少なくて閑散としている。・・・呼び出しボタンを
押さないと、職員も出てこない。スタンプ5個でタオルハンカチをもらった。
ああ、野麦峠ですね。
明治から今日にいたるまで、女性の社会進出がいかに実現されてきたか
フィギュアでジオラマ展示されている。女工哀史あたりから始まっている。
新たな発見は特になし。強いて言えばスペースの無駄遣いを発見。
面白ければ見るけど・・・
フェミニズムのためなら、箱モノ行政に税金を注ぎ込んでもいいのだろうか?
いったい誰の発案で、こんな没個性的ミュージアムが作られることに?
「女性の社会進出のダークサイド」を表現した巨大な現代アートか。
「港区立港郷土資料館」が限られたスペースをうまく使って、意義のある展示を
していたのと対照的だった。場所を交代すれば公共の福祉になるのに。
もったいない・・・
展示スペースとは別のフロアも、このとおり。何フロアもあって、無駄無駄ッ!
芝5-35-3 9:30~21:00(日曜~17:30)
月休 無料
スタンプのおいてあるミュージアムは全部で22館。ラリーでもらえるグッズは
5館で一巡して、6館めからは繰り返しになる。モチベーションは下がるけど、
田町からJR山手線に乗って新橋へ。ポケモンのスタンプラリーやってる人が
電車にいっぱい乗っている。
「旧新橋停車場 鉄道歴史展示室」は、明治5年に開業した新橋停車場の外観が
当時の位置で再現された建物。
東新橋1-5-3 11:00~18:00
月休 無料
6個めのスタンプを受付のお姉さんが押してくれて、なかを見物すると意外に
ご年配のお客さんが多かった。
展示スペースに隣接して、ビアホールの「ライオン」がある。空いているので、
名所になってる銀座7丁目店が混んでいるときの避難場所に覚えておくと便利。
困ったときはここ
そこから見上げるビルにある「パナソニック電工 汐留ミュージアム」にも入る。
7個めのスタンプで、2個めのときと同じノートの色違いをもらった。
「ハンス・コパー展」をやっていて、出口付近にルオーの作品の小部屋があった。
ついでだから、パナソニックのショールームも見ていく。
コパーの陶芸人生をムービーで見る人々
スタンプラリーって初めてだけど、計3日で7館と無理をしていないのに
けっこう疲れた。グッズも一巡したし、もういいかな。台帳は持っておいて、
気が向いたときにスタンプなしで1館ずつ訪ねたら楽しいかも。
8/31までに、もう1回ぐらい?
まだ生まれたばかりで目も開いておらず、ミルクを約2時間おきに飲む。
注射器で口に入れてやり、手で刺激して尿と便をさせてあげる必要がある。
「自分で世話する!」というから、やらせてみている。実際は夜中なんか
親が代わりにミルクやったりしているけど、昼間は自分で世話しているから、
なつやすみに子連れで遠出ができなくなってしまった。猫さえ拾わなければ
どっか涼しいところにでも連れていったんだよ? たぶんね。
(そろそろ目は開いてきました)
かといって、どこも行かず家で約2時間おきにミルクを猫に飲ませるだけじゃ
子供が育児ノイローゼになるので、猫が眠っている間だけ出かけようかと、
スタンプラリーにでも連れ出すことにした。
JR東日本がやってるポケモンのスタンプラリーは親(ぼく)が興味ないから、
港区でやっているミュージアムめぐりのスタンプラリーに誘い出す。
今年の夏はものすごーく暑いけど、ミュージアムだったら涼しいだろうし、
猫がミルクを欲しがるまでに家に戻ることも簡単にできる。
【1日め】
カメラの前身は絵を描く道具。
最初に行ってみたのは「写真歴史博物館」・・・なぜなら思い立ったのが夕方で、
ほとんどのミュージアムが17時ぐらいに閉館するけど、この「写真歴史博物館」は
19時までオープンしているのを、スタンプラリーの台帳で見つけたから。
大江戸線の六本木駅に直結。
赤坂9-7-3 10:00~19:00 無料
フジフィルムがやってる施設で、お姉さんにスタンプを押してもらうと、
小学生はクイズのボードを渡されて、喜々として展示物を見て回っては
クイズに回答していた。5問正解して、鉛筆をもらった。
カメラというのは、レンズで物を投影して、絵を上手に描くための道具
から生まれた。感光材が見つかるまで、レンズが結ぶ像をなぞって
物をリアルに描くための道具だったということを初めて知った。
初日は「写真歴史博物館」だけで終わり。家に帰って猫にミルクをやった。
【2日め】
「なんだこれは?」
次の日は青山に足をのばし、まずは「岡本太郎記念館」を見ることにした。
スタンプが2個たまったので、小学生がノートをもらった。ここは入場料をとる。
その代わりではないけれど、自由に作品を撮影していいという。
「芸術は爆発だ!」「なんだこれは?」のおじさんを、いまの小学生は知らない。
南青山6-1-19 10:00~18:00
600円 元アトリエ兼住居
「階段は苦手だよ!スリッパが脱げるから」と言いながら、大人用の履物で
館内をペタペタ歩いて、「何のお仕事?」かよくわからないおじさんが残した
いろいろなものを面白がっていた。まあ、そんなもんだろう。
岡本太郎は生前、「だれでも見られるように!」ということで公共の場所に
モニュメントを作るのを好んだそうだ。なるほどね。
そこから程近い、「伊勢半(いせはん)本店 紅(べに)ミュージアム」も訪ねて
スタンプを押してもらう。3個めのスタンプでは何ももらえない。
南青山6-6-20 K's南青山ビル1F
11:00~19:00 無料
紅(べに)は、江戸時代もっぱら京からの「くだりもの」で、やっと幕末になって
江戸でも作られるようになったというのが驚きだった。
小学生は、紅そのものより、櫛や簪に興味を示していた。言い忘れたけど
女の子なのだ。この日は、以上で時間切れ。家に帰って猫にミルクを飲ませる。
【3日め】
3日めは妻が休みで、猫の世話をしてくれるから、4か所ほど回ることができた。
うちは共働きで、なつやすみの時期が家族で揃わないのだ。
ミンククジラの骨
田町のほうへ足をのばして、「港区立港郷土資料館」でクジラの骨にさわる。
いろいろなものにさわれるから、いちばん楽しかったと後で娘が言っていた。
スタンプが4個になったので、クリアファイルをもらった。
忠臣蔵の四十七士の絵札みたいなものがあり、討ち入りの装束を見て
小学生がしきりに感心していた。話は知らないから、絵が好きなんだろう。
芝5-28-4 港区立三田図書館4F
9:00~17:00 日・祝・第3木休
無料
明暦の大火で、どのへんまで江戸が焼けたかディスプレイされている。
けっこう広い範囲が火の海になって感慨深いものがあった。
続いて、近くにあるから「女性と仕事の未来館」にもスタンプ押してもらいにいく。
立派な建物なんだけど利用者が少なくて閑散としている。・・・呼び出しボタンを
押さないと、職員も出てこない。スタンプ5個でタオルハンカチをもらった。
ああ、野麦峠ですね。
明治から今日にいたるまで、女性の社会進出がいかに実現されてきたか
フィギュアでジオラマ展示されている。女工哀史あたりから始まっている。
新たな発見は特になし。強いて言えばスペースの無駄遣いを発見。
面白ければ見るけど・・・
フェミニズムのためなら、箱モノ行政に税金を注ぎ込んでもいいのだろうか?
いったい誰の発案で、こんな没個性的ミュージアムが作られることに?
「女性の社会進出のダークサイド」を表現した巨大な現代アートか。
「港区立港郷土資料館」が限られたスペースをうまく使って、意義のある展示を
していたのと対照的だった。場所を交代すれば公共の福祉になるのに。
もったいない・・・
展示スペースとは別のフロアも、このとおり。何フロアもあって、無駄無駄ッ!
芝5-35-3 9:30~21:00(日曜~17:30)
月休 無料
スタンプのおいてあるミュージアムは全部で22館。ラリーでもらえるグッズは
5館で一巡して、6館めからは繰り返しになる。モチベーションは下がるけど、
田町からJR山手線に乗って新橋へ。ポケモンのスタンプラリーやってる人が
電車にいっぱい乗っている。
「旧新橋停車場 鉄道歴史展示室」は、明治5年に開業した新橋停車場の外観が
当時の位置で再現された建物。
東新橋1-5-3 11:00~18:00
月休 無料
6個めのスタンプを受付のお姉さんが押してくれて、なかを見物すると意外に
ご年配のお客さんが多かった。
展示スペースに隣接して、ビアホールの「ライオン」がある。空いているので、
名所になってる銀座7丁目店が混んでいるときの避難場所に覚えておくと便利。
困ったときはここ
そこから見上げるビルにある「パナソニック電工 汐留ミュージアム」にも入る。
7個めのスタンプで、2個めのときと同じノートの色違いをもらった。
「ハンス・コパー展」をやっていて、出口付近にルオーの作品の小部屋があった。
ついでだから、パナソニックのショールームも見ていく。
コパーの陶芸人生をムービーで見る人々
スタンプラリーって初めてだけど、計3日で7館と無理をしていないのに
けっこう疲れた。グッズも一巡したし、もういいかな。台帳は持っておいて、
気が向いたときにスタンプなしで1館ずつ訪ねたら楽しいかも。
8/31までに、もう1回ぐらい?
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