六本木もすっかり明るくなるころには人が減って、ぐでんぐでんの酔っぱらいしか残らないから目立つのなんのって。
それでも昼になるころには酔っぱらいもどこかへ消えていなくなりますね。
ある日、原因不明の奇病カイシャイキタクネー症候群がまたしても発症したぼくは、魂の抜けた木偶のように六本木
ドン・キホーテの店内をうろつき、無意識のうちに撮影小道具のゴルフボールとプラスチックのカップをカゴに入れて、
レジで精算して外に出ると、なんということでしょう!
いつのまにか、まわりじゅうトルコ料理店ばかりになっています。
昔は「アナトリア」しかなかった
おりしも世間はランチタイム……「腹が減っては戦はできぬ!」 戦なんかするつもり金輪際ないのですが、勇ましい
ことわざに背中を押されるようにして、六本木トルコ街では老舗にあたる「アナトリア」へ。
ぐるぐる、ぐるぐる回っております
世界の三大料理といえば中華料理、フランス料理ともうひとつ、トルコ料理があることは、ついつい忘れがちですね。
中華(たぶん清朝の満漢全席)も、フランス(たぶん絶対王政の宮廷料理)も、トルコ(たぶんオスマン朝の以下同)も
べつに知ったこっちゃないんですが、トルコ料理っておいしいから好き。
実際あぶってるのは左の小さい肉の塊で、右の大きい肉の塊は張り子に印刷したフェイクですが、そういったところも
なんだか合理的でいいなあ。ぐるぐる、ぐるぐる店の外の人の目を引く見本として回っています。ライバル店が周囲に
どんどんできるから、これぐらいしないと生き残れません。
Aランチお待たせしました
5年ぶりぐらいに「アナトリア」でAランチ(850円)を食べたという、たったそれだけの………お・は・な・し。
それでも昼になるころには酔っぱらいもどこかへ消えていなくなりますね。
ある日、原因不明の奇病カイシャイキタクネー症候群がまたしても発症したぼくは、魂の抜けた木偶のように六本木
ドン・キホーテの店内をうろつき、無意識のうちに撮影小道具のゴルフボールとプラスチックのカップをカゴに入れて、
レジで精算して外に出ると、なんということでしょう!
いつのまにか、まわりじゅうトルコ料理店ばかりになっています。
昔は「アナトリア」しかなかった
おりしも世間はランチタイム……「腹が減っては戦はできぬ!」 戦なんかするつもり金輪際ないのですが、勇ましい
ことわざに背中を押されるようにして、六本木トルコ街では老舗にあたる「アナトリア」へ。
ぐるぐる、ぐるぐる回っております
世界の三大料理といえば中華料理、フランス料理ともうひとつ、トルコ料理があることは、ついつい忘れがちですね。
中華(たぶん清朝の満漢全席)も、フランス(たぶん絶対王政の宮廷料理)も、トルコ(たぶんオスマン朝の以下同)も
べつに知ったこっちゃないんですが、トルコ料理っておいしいから好き。
実際あぶってるのは左の小さい肉の塊で、右の大きい肉の塊は張り子に印刷したフェイクですが、そういったところも
なんだか合理的でいいなあ。ぐるぐる、ぐるぐる店の外の人の目を引く見本として回っています。ライバル店が周囲に
どんどんできるから、これぐらいしないと生き残れません。
Aランチお待たせしました
5年ぶりぐらいに「アナトリア」でAランチ(850円)を食べたという、たったそれだけの………お・は・な・し。