歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

映画『そして父になる』は不完全燃焼作品でした

2013年10月14日 | 映画の話し
昨日は二人して、あの、それなりに話題の『そして父になる』を観て来ました。





連れは、前評判から準備万端ハンカチを手にスクリーンを見つめていたのですが、残念ながらハンカチの出番はありませんでした。


私も最近はそれなりに歳のせいで、かなり涙腺は緩んできているのですが、目頭も熱くならず、目尻から何も滴る事はありませんでした。


まあ、涙が滴り落ちる事と、作品の善し悪しとは関係はありませんけどね・・・。でも、こころを揺り動かすとか、胸を熱くするとか、感動するとか、そうか、そうか、ヨカッタ!ヨカッタ!とか、何もないのです。


作品が全体的に緩慢と云うか、ダラダラと云うか、平板と云うか、山場が無いと云うか、坦々と始まり、坦々と終わるのです。監督の意図?とも思えません。


でも、だからと云って、終わってから、じんわりと余韻を残すと云った風でもなく、上演時間は121分は長くも無く、短くも無く、何となく始まり、何となく終わるのでした。


厚みも無く、奥行きも無く、深みも無く、テーマの重さに、脚本も、演出も、演技も、潰されたと云うか、空回りと云うか、消化不良と云うか、不完全燃焼と云うか、そんな感想を抱かせる、そんな作品でした。


まあ、とわ云っても、休日の午前、久しぶりの映画鑑賞、それなりに、“千円分”は楽しかったです。鼻をすする音は客席の、あちらこちらから、それなりには聞こえてきました。


本日は観た直後の感想を綴ってみました。これから、700円で購入してきたパンフレットをじっくり読んで、後日また、それなりに、いろいろと考えてみたいと思います。




それでは、また。



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