歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

朝の連ドラ “つばさ” はかなり甘~い!

2009年04月08日 | テレビの話し
“だんだん”が終わり、“つばさ”がはじまりました。
     
      

出演者の顔ぶれを見ると、それなりに面白そうです。

ヒロインのお父さんで、老舗の和菓子屋甘玉堂の主人が“中村梅雀”、10年も家を出ていたお母さんが“高畑淳子”、ヒロインの祖母が“吉行和子”で、これだけでも、なかなかの配役です。

それに、今は亡き祖父が“小松政夫”で、これが「写真だけ出演?」なのですが、場面状況で、写真の表情が変化するのです。

それに、何だか判らない「ラジオの男」が“イッセー尾形”で、この男がナレーションをやり、そして、何と、時々、姿を現すのです。

小松政夫と、イッセー尾形、このあたりが、かなり、朝ドラとしては大胆な演出になっているのです。コメディーとしても、かなり現実離れしていて、甘~い演出なのです。

第一週のタイトルが「放浪」に「琺瑯」を引っ掛けて、「ホーローの母」ですから、このへんも、かなり甘いのです。

高畑淳子のお母さんも、自由奔放と云うか、いい加減と云うか、現実認識がかなり甘~い性格なのです。

お父さん梅雀は、10年もほったらかしにされて、それでも、お母さん淳子の描かれた“ホーロー看板”に、今も頬ずりする甘~い男なのです。

吉行和子の“おかみさん”も、しっかりしているようで、経営者としては甘そうです。それにしても、73歳の吉行和子さん若いです。高畑淳子さんと姉妹でもいけそうです。

そして、“西城秀樹”が町の“顔役?やくざ?”で、高利貸しで、ふつうは悪人ですが、お母さんの幼なじみで、いい人そうで、甘いのです。

今週は、“斉藤静六”の詐欺師に騙されるのですが、この詐欺師も甘そうないい人なのです。登場人物に悪人はいないのです。

何か、マンガの“サザエさん”のような、吉本新喜劇のような世界です。これってどうなんでしょうか? 

今の世の中、不況で、世知辛く、犯罪者が増え、自殺者が増え、希望の見えにくい時代です。

“せめて朝のドラマぐらいは・・・・・・”と、思うか? 

“朝からバカやってんじゃねぇよ”と、なるのか?

わたしとしては、朝から、ドタバタ喜劇は、少し甘すぎて胃にもたれそうな気がするのです。どうも、いまのところはドラマの中に入り切れないのです。

でも、いつものように、だんだん慣れてきそうな気はしています、でも、しかし、配役を見ると、これから、松本明子とか、ローリーとか、川島明とか、これから、もっと、もっと、ドタバタコメディーになりそうな気配もあるのです。

唯一、塩っぱいストーリー展開が予想されるのは、つばさの幼なじみの“翔太”との恋物語だと・・・・・・、何と云っても、翔太は母子家庭で、お母さんが“病弱”で、“手塚理美”ですから。

それにしても、舞台が埼玉県の川越であることに、今のところ、あまり意味は無さそうです。兎に角、最後に埼玉が残って、そして、川越になっただけのようです。

それにしても、つばさの弟は声を聞いた時には“妹”かと思いました。もしかして、ドラマが進行して行くと、甘玉堂の再建の為に、ニューハーフにでもなる伏線? 

いくらなんでも、NHKで朝から、ヤクザにニューハーフは無いと思いますけど・・・・・・。

やっぱり、ヒロインの“つばさ”だけが“甘辛い大人”に成長して、ハッピーエンドでしょうか。

兎に角、未だ、始まったばかり、そのうちだんだん慣れてきます。


それでは、また明日。


コメント
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