歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

アフリカの雑談と爆弾で!鶴田真由さんはTICADの親善大使です!

2008年05月28日 | 雑談

我孫子シリーズも終わり、何となくぼんやり気分です。

まぁ、そんな処で、ぼんやりとアフリカの話です。

“そんないい加減な態度でアフリカの話などするな!”と、聞こえてきそうですが、まぁ、兎に角、そんなところで・・・・・・。

このところ、テレビや新聞で「TICAD(アフリカ開発会議)」の話題を眼にします。横浜で開催されているようです。

これがロゴマークだそうです。横浜市が“どうぞ、どうぞ、お使い下さい”とホームページで叫んでいましたので、使わせて頂きました。
          

1993年から開催されていて、現在までに5年ごとに3回の会議が行われ、今回が4回目だそうです。1~3回の会議はまったく記憶にありません。

アフリカは遠~い世界です。兎に角、アジアの端っこのその先ですから、ヨーロッパの人達と比べれば、日本での関心はさっぱりです。

私も、アフリカと云えば、先ず、貧困、エイズ、飢餓、部族対立、内乱、内戦、集団虐殺・・・・・・、マイナスイメージしか浮かびません。

何で?、どうして?、と思うのですが、その先まではなかなか判らないのです。

兎に角、豊で、健康で、仲良く、楽しく、暮らしたい、誰しもが望む分けですが、なかなか、その方向に、纏まらないようです。

兎に角、いろいろな問題があるようですが、何をやるにも、部族間の対立が激しくうまく纏まらないように見えるのです。

貧しいから対立するのか?、対立するから貧しいのか? ムズカシイ問題です。


かなり大胆な意見になりますが、いつも見たり聞いたりして思うのです。

アフリカの国々(北部を除いて)は、国家を運営する事に無理がある様に思うのです。

現在の国家は、アフリカの事情に関係無く、旧宗主国の都合で勝手に国境を決めた経緯があります。

民族、部族、宗教、言語、習慣、いろいろな要素がゴチャ混ぜになっているようなのです。

自分達で近代的な国家を運営した経験が無いようですし、民主主義の制度を保証する教育も無いまま、生活基盤の産業もないまま、“戦後の流れ”で国家を持ってしまった様に見えます。

この辺で、国連によって統治を代行したほうが、悲惨な現状から抜け出す早道だと思うのです。

兎に角、雑談ですから、兎に角、私としては、そう思うのです。

部族の酋長が、皇帝や王様を勝手に宣言して、他の部族を虐殺したり、不正選挙が行われたり、選挙の結果が生死を分けたり・・・・・・、兎に角、メチャクチャに見えるのです。

国連による統治の代行は、相手国が受け入れる可能性はゼロでしょう。プライドが赦さないでしょし、権力を握っている勢力に取っては死活問題ですから。

ホントにムズカシイのです。兎に角、コツコツ、地道に、教育の援助、経済の援助、医療の援助、そんなやり方しか無いのでしょう。

但し、これからは武器援助、軍事援助は、絶対に止めるべきです。問題解決の手段にはなりません。

それにしても、突然、“鶴田真由さん”ですが、TICADの親善大使をやっているとは知りませんでした。以前からアフリカに関心があったようです。

それにしても、彼女がいつの間にか「38歳」になっていたのでした。これも知りませんでした。驚きでした。

彼女のコメントのなかで、

『お金を得たことで先進国が失ったものを、アフリカの人たちはまだいっぱい持っている・・・。底抜けの明るさ・・・、自然に対して正直な感覚、・・・まっすぐな姿、・・・、笑っている子供の数も日本より多い・・・』

そんな事を云っていました。でも、これって、いいようですが、別な側面がある気がするのです。

“正直、真っ直ぐ、明るい、よく笑う”と云う事は、感情表現が直接的だと云う事になる様な気がするのです。

嬉しい、楽しい、面白い、そんな時はいいのですが、哀しい時、不愉快な時、そして、不当な扱いを受けたとき、怒りの表現が、直接的で、爆発的、で悲惨な状況を招いてはいないか?

そんな風に考えてしまうのです。怒りや憎しみによる争いは、非戦闘員を巻き込み、場所、相手、状況を考慮しないので悲惨です。

感情、憎しみの対立は、トテモ難しいのです。厄介な問題です。

これまでの、先進国の戦争は政治の延長であり、理性的であり計算されていました。

冷戦終結後の紛争は「憎しみの対立」です。トテモ、ヤヤッコシイしいのです。

それで、アフリカの対立も憎しみの対立で“ややこしい”のです。

それでは、また明日。

※追記・・・アフリカと聞いて、筒井康隆の「アフリカの爆弾」を思い出しました。先ほどより本棚を探しているのですが、今だ発見できません。

そうなんです、タイトルの「アフリカの雑談」は、そのパクリでした。

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