歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

我孫子のガード下で宮城まり子?

2008年05月22日 | 街の風景
昨日の続きです。

駅前に戻り、取手方向に線路に沿って走ります。途中、イトーヨーカ堂でトイレを借りました。線路際の出入り口から入って直ぐにトイレはありました。

入って直ぐにトイレがあるのは「裏口」と云うことになります。正面から入りトイレの案内看板に従っていると、店内をイイように引きずり廻されます。

“トイレ客”に最短距離を歩かれると、通路の汚れで「獣道」ならぬ、「トイレ道」が出現してしまうのです。

「案内看板」には、トイレ客を引き回し、“通路の汚れを均一化”する策略が隠されている・・・・・・・との、“噂”が世間の“一部”で囁かれています。

それで、用足しを済ませ落ち着いたところで、出した分の水分を補給し、線路沿いを取手方向に走ります。

この店ですが、東京に通勤していた頃、それと無く気になっていました。“安井家”の店名にしては、「高いやぁ!」の雰囲気を漂わせているのです。

店頭のメニューサンプルを拝見し、品数、ボリューム、彩り、器、盛り付け、食材、調理方法、価格等を検討した結果、「普通やぁ!」との結論に到りました。

長年のモヤモヤが晴れました。安井家は普通家でした。

そう云えば、常磐線の亀有商店街に「まずい屋」と名乗る、“正直”な“おでん屋”さんがありました。


我孫子の話に戻ります。

数分してガードのところに来ました。取手方向に走ったのは、駅の反対側を目指していたからです。


“ガード”は暗く、寂しげで、哀愁があります。くぐり抜けた、その先に何が・・・・・・あるような? ないような? 


ガードを見ると、何故か思い出すのが、あの“宮城まり子”が唄う、“ガード下の靴みがき”です。

子供の靴磨きは哀しい風景です。

     ♪赤い夕日が ガードを染めて・・・

      おいら貧しい 靴みがき・・・

      夜になっても 帰れない・・・

      墨に汚れた ポケット覗きゃ・・・

   
      
風の寒さや 冷たさは・・・

 
      なれているから 泣かないが・・・

  
      夢のないのが 辛いのさ・・・・・・・・・。


この歌が身体に刷り込まれているようです。ホントに“夢のない時代”は辛いのです。

世界の何処かで、こんな風景が、いまでもあるような・・・・・・。いゃ、もしかして?、日本の何処かで?、そんな風景が・・・・・・・。


話が段々、寂しく、哀しく、暗くなってきてしまいました。


今日は、予定を変更して、ここで終わることにします。


それでは、また明日。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする