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歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

“胡錦濤さん”のズリ落ちるメガネ

2008年05月11日 | 世間話し
最近、土日はブログをお休みするのですが、きょうは、何となく独り言を云いたくなったので、シリーズとは別に、それとなく綴ります。

それで、“胡錦濤さん”何ですが、4、5日滞在して先日帰国されたようです。

あの方は、国家主席、国家中央軍事委員会主席、党総書記、党中央軍事委員会主席、党中央政治局常務委員の肩書きを持っているそうです。

党と国家の最高権力者で65歳だそうで、卓球は強そうでした。気になったのは「メガネ」です。

顔にしっくり合っていないのか、いろいろな場面で“ずり落ちる”メガネを人差し指で持ち上げる映像が流れました。

“汗かき”でメガネがずり落ちるのでしょうか? それとも、いつになく緊張して“冷や汗”をかいていたのでしょうか?

兎に角、ズリ落ちたメガネを人差し指で持ち上げる仕草が何故か気になり、そちらに気を取ら、他の印象が薄れてしまいました。

「嬉しいとメガネが落ちる」のは“大村混ちゃん”ですが、「何故か?メガネが落ちる」“胡錦濤さん”です。

まぁ、それで、中国なのですが、中華料理は好きなのですが、中国?、中国人?、は“あまり好き”ではなくなりつつあるのです。

何故?、いつ頃から?、と考えると、小泉総理の頃からだと思うのです。やはり「靖国問題」です。

しかし、よく考えると、「靖国問題」では、「靖国」は利用された気がするのです。中国と日本を互いに牽制させる事が国益になる「あの国」かも知れません。

それに乗っかったのが小泉さんです。彼はそれまで靖国神社に参拝した事はないのです。この私でさえ、本殿の前で“二拍二礼”で参拝しているのにです。

靖国参拝をする事により、中国の「反日“感情”」を刺激し、刺激された中国人が反日行動に出る。

その反日行動で、日本大使館?領事館?への投石や日の丸が燃やされる映像が頻繁にテレビで流れました。

当時、その映像をくり返し「見せられ」やはり「不愉快」になりました。日本中で不愉快を通り越し「反中国“感情”」を抱いた人達が多くいた筈です。

隣と云うのは、近い為にいろいろ見えたり、聞こえたりするものです。ここは一つ感情論に流されず、冷静に理性的に対処するのが懸命だと思うのです。

確かに、中国は最近「何やら怪しそう」には見えるのです。膨大な「面積」と「国民」と、それに加えて最近の「経済力」と「軍事力」、そして、それに「中華思想」が加わると、油断はならないと思うのです。

そして、その中国も、日本に対して同じ様な「警戒感」を持っている様に見えます。

しかし、ここは「感情」ではなく、「理性」で対応すべきです。互いの指導層が“自己”の“政治的都合”で、感情的対立を扇動し、それに乗せられる事は危険です。

意識的に作られた「感情的対立」も、ある段階を越えると当事者も制御できない状況になります。

今回、“胡錦濤さん”が「日本の戦後援助に感謝している」と早稲田大学の講演で述べたようです。明らかに国内向けの発言です。

「愛国反日」にブレーキをかけ始めたようです。

長野で「五星紅旗」を振り回した「愛国無罪」の「留学生」。確かに彼らの行動は「不愉快」で「不気味」です。

お互いに、何故、そのような感情を抱いたのか、ゆっくり、静かに、じっくり考える必要があります。

反日、反中の感情は「誰かの都合」で作られたものです。あなたが、あなたの能力により、“独自に集めた「一次情報」を自分の能力で分析した結果”では無い筈です。

そんな能力のある「ふつうの人」はあまり居ません。ですから、兎に角、大きな声で正義を叫び、対立を煽る人達に対しては警戒する事が懸命です。

嫌いでも、上手くつき合う事が懸命な選択です。感情と感情をぶつけ合っても良いことは何も有りません。

それでも、腹の虫が治まらないと云う人が困るのです・・・・・・、でも、腹の虫の為に争い、戦争になるのは大きな迷惑です。

戦争は「正義と正義」の闘いではなく、時の権力者の「一つの政策的選択」なのです。勝った方は政策的に正しく、負けた方は政策に誤りがあった、タダそれだけの事です。

戦争は計画し指揮する層にとって「理性的」な「殺し合い」です。人間だけが行う残虐な行為です。

「憎しみ」だけでは戦争には勝てません。先の大戦で「日本軍」の「上層部」は「感情」で闘っていたのです。連合軍は「理性」で闘っていました。

しかし、実際に前線で殺し合う人間は、「憎しみ」が無ければ「人を殺す」行為はできません。ふつうの人は「精神」に異常をきたし、異常な行為を行う事になります。

兎に角、中国と日本、そして韓国、北朝鮮とも、上手くつき合っていかなければなりません。嫌いで、顔も見たくない、口も聞きたくない、と思っていても、何も解決しないのです。

そんな、こんなを、最近の中国関連の報道で感じたのです。独り言です。でも、一言、誰かに、云いたかったのでした。


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