歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

都会型の「駐在所」と「自然」

2007年05月10日 | 東京の風景
昨日の続きです。

染井霊園を後に、西日暮里を目指し歩き始めて直ぐに、「珍しい」ものを「発見」しました。

もしかして、都内23区内で「唯一」と思われる「駐在所」。巣鴨警察署「染井駐在所」です。


駐在所と云うと「田舎」です、村の「駐在さん」のイメージです。都会型駐在所には驚きました。

最近になって、我が町の「駐在所」が、交番になっていたのに気づき、ここも「都会」に近づいたのか・・・と思ったものです。

時代は「駐在所から交番へ」と思っていたら、「都会」では「交番から駐在所」へ流れが変化したようです。住宅地の「駐在所」は「なかなかイイ」と思います。


駐在所の先、裏通りに面して「立派」そうで、「高級」そうで、「高価」そうな「マンション」が現れました。完成して間もない様子です。

歩道近くの「植え込み」に「古木」と思われる2本の「ソメイヨシノ」。

場所が「染井」と云う場所だけに、「何か」謂われでもと思い、辺りに「案内板」でもないかと探したのですが、木の幹に「ソメイヨシノ」と書かれた「プレート」が下がっていただけです、「只のソメイヨシノ」でした。


通りの斜め向かいに「ビオトープ」のような「空間」がありました。 都会の中の自然です。我が家の回りは「全て」「ビオトープ」何ですけどね。



「ザリガニ」に釣りの「準備」している男の子に声を掛けました。

『僕。餌は何を使っているの?』

『ハイ。ベーコンです!』

さすがに「都会」です。餌も「洒落て」います。しかし、ベーコンを糸で「結わく」のに「手こずって」いました。

昔は「凧糸」を使って、餌は「するめの足」が定番でした。「釣り糸」で「ベーコン」には「無理」があります。



配偶者が「助っ人」して準備完了。

草の影に居た「小指」位の「ザリガニ」が、餌を挟んだのですが、水面から10㎝位のところで、餌が千切れて水中に落下。

『ダメなんだよ!餌はするめの「ゲソ」じゃなきゃ!』と、ザリガニ採りの「先輩」として、「一言」云いたかったのですが、ここは「ぐっと我慢!」です。

都会の「ザリガニ少年」は「めげず」に、又、「ベーコン」を釣り糸で「結わき」始めました。ガンバレ!ザリガニ少年!

帰り際に辺りを見回したのですが、「公」の施設ではないようです。ボランティアが運営しているようでした。都会でこれだけの「土地」を「提供」してくれる「太っ腹」な人がいるんですね。

都会型の自然は「お金」がかかります。

一緒になって「ザリガニ釣り」をしたような、「楽しく懐かしい気分」になりました。


その後、西日暮里駅までの計画は「暑さ」の為に、「駒込駅」に変更しました。

「二人で一緒」に「歩く、見る、食べる、」も、いいものです。


それでは。 
コメント (2)
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