歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

とげ抜き地蔵の「御影」と「薬事法違反」

2007年05月06日 | 東京の風景
昨日の続きです。

「高岩寺」の「山門」下に、「街頭布教スタイル」をした二人の「僧侶」が立っていました。普段は「一人」です。本日は「ゴールデンウィーク体制」のようです。


高齢化社会に「とげ抜き地蔵」は、益々「繁盛」しています。


自分の悪いところを洗うと治るという「水洗い観音」は、山門の処まで、順番待ちで長蛇の列です。


これは「去年」撮ったものです。平日のため待ち時間「0」でした。「水洗い観音」なんですが、「水掛観音」のようです。

昔は、「たわし」で擦ったそうですが、摩耗が激しく、平成4年に開眼した「二代目」の「観音様」から「たわし」が禁止となり、「タオル」で擦るようになったそうです。

「たわし」と云えば、元祖「亀の子たわし」の「本社」は巣鴨付近だったような?



お参りを済ませた後、「とげ抜き地蔵」ですから、「とげ抜き」の「お札?」を「おふくろ」への「おみやげ」にと思い、「札所」に行き「とげ抜き札」を探したのですが、「それらしき札」は見あたらないのです。

のどに刺さった「とげ」がとれる「札」と「説明書き」があると「思って」いたのです。

しかし、「とげをとる」のは、もしかして「医療行為」に該当し、「医師法違反」とか、或いは「薬事法違反」等として「処罰」される為に、もしやこれは、こっそりと「闇」で売買しているのでは?・・・・・・と思いました。

私は、辺りを見回し、それらしき「売人」の姿を探したのですが、確認できませんでした。もしかして、参道の「露天商」が?とも思ったのですが・・・・・・。

「意を決して」札所の「窓口?」で、お坊さんに聞いたのです。

『あの~。喉に刺さった・・・魚の骨なんかを・・・取るお札は・・・?』

『ハイ。「おみかげ」ですね。100円で~す!』

と、明るく爽やかな回答が返ってきました。「な~んだ。そうか、そういうことなの」と思い、「三枚」購入しました。

密かに「闇」で「売買」されていると「面白かった」のですが、そん事、ある訳ないですね。

これが「おみかげ」です。


包みを開けると、お地蔵様の「お姿」が描かれた「紙片」が「5枚」入ってました。この紙片を丸めて「唾液」を含ませ「飲み下す」と「とげ」がとれるのです。


【おみかげ】
江戸時代、武士の田付又四郎が、夢枕に立った地蔵観音のお告げにより地蔵尊の姿を描いた紙を川に流すと、妻の病が回復したことが御影の始まりであるとされる。毛利家の女中が針を誤飲し、御影を飲み込んだ所、針を吐き出すことが出来たという逸話に由来する。・・・・・・ Wikipedia


さて、お参りを済ませ、「御影」も手に入れ、これからが、本日の目的、「おはぎ」と「餃子」です。

続きは明日で~す。よろしくネ!・・・ 






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