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アルファロメオからジュリア ヴェローチェのフェアがあるとメールが届いたので、Q4に乗れるものと思い出かけて来ました。

ショールームに着いてみると、新しくラインナップに加わった右ハンFRのヴェローチェの用意はあるが、Q4はまだ用意が出来ていないとの事。

ドイツ車でさえ右ハンドル仕様はドライビングポジションが怪しいのに、イタ車の右ハンなんてと思っていたところ

「クワドリフォリオも試乗できますよ」と、以前に試乗のタイミングが合わなくて先延ばしになっていたので、同じ右ハンならまだ面白そうなクワドリフォリオに乗せてもらうことにしました。

地下のパーキングに用意されていたのはコンペティションレッド 

アルファの場合赤と言っても、結構種類があって他にソリッドのアルファレッド、メタリックのモンツァレッドが選択できます。

ホールド性の良いシートに座ってみると、ステアリングとシートのセンターにそれほどのズレは感じないものの、やはりABペダルがかなり右側にオフセットされている感が強いです。

左足を真っ直ぐ伸ばしたところにブレーキペダルがあるので左足ブレーキを多用する人にとっては、ある意味やりやすいレイアウトとも言えますが

アルミ製パドルはポストに固定、長さがあるのでステアリングをグルグル回していてもミスることは無さそうです。

ボンネットを開けるとV6エンジンがバルクヘッドに食い込むかのようにセットされているので、右ハンドルだとトランスミッションの張り出しの影響をモロに受けます。

これはベンツやアウディにも言える事ですが、気にする人はかなり気になる反面、気にならない人にとってはどうでもいい事なのかもしれません

ちなみにボンネットは裏骨までカーボン製です、ルーフも塗装してあるのでわかりませんがカーボン製という事でした。

せっかくのカーボン地を隠してしまうなんて、奥ゆかしい

内装のパネルやスポイラーも地味にカーボン製

さて走り出してみると、まず驚かされたのはステアリングのクイックさ

まるでミッドシップのように鼻先の重さを感じさせずに曲がります、ステアリングが軽いだけに最初はびっくりしました。

サスペンションは硬いというよりしなやかな感じ、変にロールするわけではないのですがストローク感もしっかりあって

ガチガチの足回りでは無いのに挙動がクイックというところが不思議な感じでした。

タイヤがこの手のクルマにしては珍しく19インチなので、この厚みも関係しているのかも

20インチあたりを履いたらビシッとするのかもしれません。

ブレーキもよく効くのですが、これもすごく軽いのでコントロールが難しく感じました。

まあ雑なステアリングワークとブレーキをするなという事なのかもしれませんが、なかなかに繊細な操作が必要な感じ。

エンジン音もD.N.Aどこのポジションでもかなり静音です。

試乗のほとんどをDynamicモードで走ったのですが、かなり回転を上げないとそれらしい音はしてきません。

同乗のセールス氏に「せっかくアルファV6なのに聞かせ無いのね」と尋ねると、RACEモードにして吹かしてみてくださいと

アルファロメオ クワドリフォリオ

停車時のレーシングですが、こんな感じ

今までフロントにV6が積まれている感じが希薄だったのが、一気に覚醒した感じ。

RACEモードは電制がオフになるので、公道での試乗時はご遠慮願っているということなので、これはオーナーになった時の愉しみかもしれません。

本国には6MTもあるそうですが、8速のトルコンオートも出来がいいので、ぜひ左ハンドルも加えてもらいたいものです。

ドイツ車とはちょっと毛色が違うハイパワーFR、売れ行きがよければGTAまで発展するかもしれませんが、そこはアルファなので先が見えません

 



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