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gelb(黄色)なワゴンが復活
現在ガルバニックゴールドとサンイエロー
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ボルボと言うと思い出すのが「空飛ぶレンガ」

どう見ても速そうに見えない無骨な箱クルマがバカッ速かったツリーングカー選手権の参戦車両でした。

一時はエステートなるワゴンボディでもレースをやっていたものです。

その後は薄い黄色の850 T5-Rが一世を風靡しました

そのイメージから、ボク的にはボルボ=エステート=5気筒

排気量も気筒数も減少傾向にある昨今、ボルボの5気筒も姿を消したのかと思っていたら

今の時代に、何と2リッターのターボ付きがあるらしい

しかもクロスカントリーというAWD

と言うわけでウチから一番近い外車ディーラーなのに、一度も入った事の無いボルボに行ってみました。

見た目第一印象はカッコ良いです、2本出しエキゾーストも素敵

オプションらしいのですが、サイドのスカッフプレートやリアのスキッドプレートも本物感があります。

上下に動くタコメーター

これは違和感あるなと思ったら、色々変えられるようです

カーゴスペースはそれなり、A3SBより少し狭いかな(上下を分割しているカバーは折り畳むとレジ袋を引っ掛ける突起が出ます)

後部座席のヘッドクリアランスはそう広くないので、パノラマルーフは是非欲しい装備です

この日の外気温は28度、サンシェードを開けていてもクーラーはそこそこ効いています

タイヤは17インチのプライマシーHP

アルミ製ボンネットを開けると、横置きの5気筒はワーゲンアウディのVR6エンジンよりバルクヘッド寄りです

こういったことが貢献しているのか、あまり鼻先が重い感じはありません。

さて試乗、ステアリングを握って違和感を感じたのはパドルが無い事

透明で安っぽいシフトノブ(夜はイルミで綺麗らしいです)を操作するしかないようです

世界の流れに取り残されたようなこれは、ボルボの信念なのでしょうか

ATはトルコンですが、かなりレスポンスよく変速します。4気筒モデルはデュアルクラッチらしいので、あえての選択なのか

コストなのか、メカの問題か、それでも現状これで十分な感じです(トルコンでも良いものは良いですから)

2リッターで5気筒なので、ややトルクが細めな感じですが上手くターボが加給してくれます。

個人的にはもう少し排気量があるとイイなと感じますが(その点でアウディの5気筒は2,5Lなので)、税金や燃費を考えるとメリットは大きそうです。

四駆システムはハルデックスなので普通に走っている分には普通にFFです

ブレーキは良く効くわりにカックンでは無くイイ感じ。

5気筒らしさが全く感じられないのと、パドルが無いこと、おせっかいとも思える安全装備を除けば、かなり気にいりました。

何と言ってもコストパフォーマンスが良すぎ、4気筒のA3SB2.0クワトロより百万近く安いなんて驚きです。

最近の、これだけの高いプライス掲げていれば良くて(と言っても多少です)当たり前のアウディに慣れてしまっていると、ちょっと衝撃的な感じ。

同じエンジンでFFのRデザインがあるというので、比較のために乗せてもらいました

シートも専用デザイン

センターのパネルにブルーのアクセントライン、ペダルも専用で、かなりスポーティですがパドルはありません

イメージカラーはブルー?

タイヤはPS3で18インチ

乗ってみて、コレがベストオブV40な気がしました

同じエンジンマネージメントのはずなのに5気筒らしいビート感があるし、足回りもビシッと締まった感じ。

パドルが無いのがもどかしいです 駆動形式と車重(足回りも)の違いがこんなに出るとは思いませんでした。

ボクが乗るならRデザイン、今の3.2SBの代わりと考えるならクロスカントリーかな

VR6エンジンが気に入ってしまい後継車選びが完全に止まっていたのですが、この5気筒は次の車を考えるきっかけになりそうです。

 

 



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