市の星月夜日記

織江市の短歌、エッセイ

梔子の匂ひのぞみぬ雨糸の細くつめたき空の重さに

2022-06-15 21:43:00 | Weblog

 昨日今日と梅雨寒。

 街角やあちこちの庭先には色鮮やかな紫陽花が盛りだが、4月に逆戻りの寒さにくすんで見える。たぶん今の時期は梔子やジャスミンも開花しているはずなのに、気温が低いせいで、湿った大気に夏の花の香りが漂わない。

 



 低気圧で、体調も気分も滅入りそうなので、赤いバラを描き始めた。きれいなものを描くと気持ちも上がる。

 まだ漠然とした夢想なのだが、この頃、ビザンチン様式のイコンを描きたい願いがある。抽象化された天使や聖母子の群像を、自分の好むスタイル、色彩で描けたらと。
 技術が拙いので、幾何学模様や唐草などの装飾をきっちり描く練習をしなくてはと思う。

 そんなことを考えているとリラックスできる。

 

 愛と感謝。

 

コメント
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