市の星月夜日記

織江市の短歌、エッセイ

仔猫来て日向になりぬぽかぽかと怖いことみな夜でも消ゆる

2021-03-11 21:04:00 | Weblog

 早朝、ミイが戻った!

 脱走してきたらしい。

 譲ったはずの友人には平謝りして、やはりうちの子として育てることに。

 ペットは抱いていると、ふんわりした幸せ感をくれる。ミイは甘え上手だ。一日の疲れも取れる気がする。

 

 


 


 感謝。

 
 


 

 
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仔猫消えて寝台ひろき野原なりおまへも前世の縁にてありしか

2021-03-10 21:40:00 | Weblog

 ミイに。

 訳あって、この子を友人に譲った。とても良い子だったので、寂しい。袖振り合うも他生の縁というが、亡きベルも、まだ元気なアクアも、ミイも、小鳥たちとも、私が私に生まれる前に何かのゆかりがあったんだろう。


 ミイは本当に可愛い子だった。

 







 ペットは大切な家族だから、最期まで大事にしてほしい。

 


 ミイ、元気で長生きしてね🥲


 感謝。





 
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何ごとも水の綾織り悠久に流れてゆくと今もやがては

2021-03-09 20:33:00 | Weblog

 レントの会終了。

 この時節に、200人ほどのご来場をいただいた。
 密にはならない広い南総ホールに、マスクと手指消毒の配慮も。

 どんな状況だろうと、時の流れは止まらない。その時間をよりゆたかに過ごすために絵を描き、またパフォーマンス展示をする。

 地元の作家さんたちの新しい面を知り、みなさんにご覧いただき、とても満足している。

 



 いつかまた、このグループ展を再開したいと思う。マイノリティパラダイスで長く地道に、楽しく描いている私たち。

 すべてに感謝。

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すこやかに春の雨降れあたたかく人恋ふほどに土をゆるめて

2021-03-08 20:29:00 | Weblog

 春雨に。

 ここしばらく春の長雨。菜種梅雨には早い気がする。この潤いが春の花ざかりを呼ぶと思って眺めている。

 すると、小野小町の和歌が浮かぶ。

 花の色はうつりにけりないたづらに
      我が身世にふる眺めせし間に

 眺め、には春の長雨をかけている。ふる、には雨降りと、古る、年齢を重ねる意味を重ねて。

 いつのまにか盛りを過ぎて色香の衰えを悲しげに自覚する小町の名歌。

 明日はレントの会最終日。

 コロナ自粛で他のイベント皆無の南総ホールの閑散にも関わらず、たくさんのお客様にお運びいただいた。

 感謝。

 






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春の底せり上がりたる花冷えに鞠弾むごと飛び来よ桜

2021-03-07 20:41:00 | Weblog

 そろそろと近づく桜前線に。
 四旬節から復活祭の頃の日本は、ちょうど桜前線の北上と重なる。

 とはいえ、今年の花見も自粛の様子。

 とおりすがりに、うっとり、遠くから、眺めて喜ぶのも風流だ。

 


 水彩  イエスキリスト。
 レオナルドのデッサンから。

 静かな日だった。よくチェロを弾けた。

 感謝。


 




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少女らを濡らす春雨青青と頬透きとほる恋妬ましき

2021-03-06 21:25:00 | Weblog

 春雨に。

 最近、コミックの「花より男子」を面白がって何度も読む。だいぶ昔の作品だが、今なお大人気らしい。世代を超えて愛されるなら、名作に違いない。

 これを読みながら、「源氏物語」を思わずにはいられない。花男は、まさに現代版源氏物語だと。

 千年前、源氏物語は貴婦人たちのエンタメだった。絵巻物だから、それこそ少女漫画に近い娯楽だったかもしれない。

 花男の主人公、道明寺司は自分を「俺ほど完璧な男はいない」とぬけぬけと断言する。美貌、名門、財力すべて自分は持っていると。
 光源氏もそうだ。

 いつの時代も女性が望むヒーローのキャラクターは変わらない。

 息苦しい世情の中で、コミック花男は鬱を忘れて笑わせてくれる。作者は私と同い年という。世界のために良い仕事をしている作家と思う。

 さまざま感謝。
 
 





 
 

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水玉の大きな雨の滲みとおり新芽ふくらむ春まっしぐら

2021-03-05 20:48:00 | Weblog

 春雨に。

 


ペンドローイング、母子。

静かでゆったりした日だった。

感謝。



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猫二匹母親一人遊ばせて寝息を聞けばたんぽぽすみれ

2021-03-04 20:31:00 | Weblog

 すみれを。

 画像は市内喫茶店の中深煎りカフェ、タンザニアとくるみタルト。どちらもとても美味しかった。

 私はお酒に弱いので、お茶やコーヒーとケーキ、甘味が憩いの種。

 



 
 レントの会展、明日は午前午後私が在廊いたします。

 


 


感謝。






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花のうへ睫毛の長さ測りしも春の日遅く君の訪れ

2021-03-03 20:18:00 | Weblog

 房日新聞にレントの会展を掲載していただきました。


 感謝。

 




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虚無への供物

2021-03-02 17:34:00 | Weblog
未来3月号







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