市の星月夜日記

織江市の短歌、エッセイ

雨の庭にひとの夢立つ生きてありありとおぼゆる運命てふこと

2022-05-13 17:22:00 | Weblog
雨に。
この数日、はしり梅雨のような天気が続く。




 近隣あちこちの庭先では、今を盛りの薔薇が綺麗だ。湿度の高い館山よりも、北国で乾いた山梨の方が薔薇の栽培には向いているのかもしれない。








 最近読んだ本。どちらも今まであまり関心のなかった分野だが、思いがけない仮住まいのおかげで、読書の世界が広がった。

 ノンフィクションでいろいろな作家が、ひとりの歴史的人物について作家それぞれの見方を述べるのを読むたび、人間とは多面体で、当事者との関係により、まるで違う捉え方や長短が現れる。
 器の大きな人物であればあるほど、短絡的にその人間性は語れない、と繰り返し感じる読書になっている。

 今日も静かな日だった。

 愛と感謝。




 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アルファポリス