雪香の星月夜日記

山口雪香の歌がたり、ささやき、ひとりごと

細竿の調べ合はせて夕弾きに時を忘れぬまた春や来し

2013-03-31 18:54:55 | Weblog


  この季節、いつも思い出すこと




    けふ暮れぬ花の散りしもかくぞありしふたたび春はものを思ふよ

                             (前斎宮河内)


 このブログをたびたび訪れてくださる中には、変わりばえのしない、と思う方もいらっしゃるだろうか。



 桜の花は、そろそろと散り間際。


 昨日、今日と復活祭の御ミサにあずかった。



 昨日、介護福祉士の合格通知が届き、しみじみとこの一年を思う。


 また、それまでの日々も。



 


 それと前後して、またお三味線を、すこしずつ弾いている。

 昔の楽譜。書き込みこまごまと、余白に残る。それが詩の断片のよう。



 またバッハや、サティなどを。

 チェロに増して、華奢な三弦では、ひとつの音粒を、どれだけかろやかに、また豊かな余韻を残せるかしら、などと考えつつ、おさらい。


 

 三弦の感触が、すっかり手に戻ってきたら、いつかまたパフォーマンスいたします。

 素朴な物語をかたりつつ、まろやかな音色で。




 そしたら、おひまな方、覗いてくださいませ。


コメント (5)
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