市の星月夜日記

織江市の短歌、エッセイ

くちびるに花のなれはて牡蠣ひらく紺青裂いて少女匂ひたり

2011-11-30 15:27:30 | Weblog


  瞼より夢を奪はむ企みにしずかに永きくちびるを置く           小久保泉






















 
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純白の石のごと流るる涙もしや聖夜の近き罌粟のみなもと

2011-11-30 08:10:50 | Weblog




 人皆に朝は来たりて石の上に泪のごとく霜はとけ初む        岡部桂一郎

























 
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