市の星月夜日記

織江市の短歌、エッセイ

きさらぎの白夜の朝よ帆の指に太古の鰭ふる透きとほり見ゆ

2009-02-09 07:58:17 | Weblog


 朝に。



 銀鼠いろの雲がひくく空を覆う。


 ひかりつめたく大気をかげる。



 寒い。 自分の体温が朝の空気のなかへ散ってゆく。






 今日も、いちにち丁寧に……と思う。

 さまざまなめぐりの中にあって。




コメント (2)
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