プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★炉辺閑話

2011-01-09 11:28:28 | 日記・エッセイ・コラム

 長く厳しい季節が続く雪国では、活動が天候との関係に左右されるので、思考回路も自ずと固定化しがちだ。雪だるまマークが並ぶ週間予報を見て、妻が「15日の飛行機大丈夫かしら?」と心配顔で訊いた。

 北海道へ旅行するなら別だが、那覇便が欠航するなんて思い及びもしない。ましてや、滑走路を自衛隊基地と共用している小松空港では、雪で閉鎖されることはめったにない。怪訝そうな反応を示すと、「この前、小松⇒那覇便が欠航したのを忘れたの」と、咎められた。

 かといって、交通機関の運行状況まで心配していたのでは、何も出来ない。「欠航したら羽田経由便を斡旋してくれるのかしら?」と言うので、「何をつまらぬことを、、」と言いかけて黙った。 

 「一言を 呑みこめばすむ 夫婦仲」。他愛ないことだが、余計な反論をしない方が平穏だと思える年齢になった。


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