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時悠人chosan流処世術

★衆院選の幻覚

2009-08-21 09:04:40 | 日記・エッセイ・コラム

 8月30日の投票日まで、余すところ9日となった。与野党とも、「政権交代」「政権選択」を訴える割には、中傷合戦に終始し、低調な印象が拭えない。

 TVは、政党別マニフェストの対立点を取り上げるよりも、連日、酒井法子の麻薬事件に時間を割き、見せる週刊誌さながらで、もううんざりだ。民放が視聴率万能主義なのは、ある程度、理解するが、NHKまでがトップ扱いをした日があったのには、あきれ果てた。

 解散から投票日まで、40日間あったにも拘わらず、この国の将来ビジョンに関する議論が深まらない責任の一端は、メディアにある。このままでは、4年前の「郵政民営化イエスかノーか」の二の舞いになりかねない。

 芸能界のスキャンダルを緩衝材にして、劣勢の与党に対する逆風を防ごうとする作為かと、疑心暗鬼に陥ってしまう。長きにわたる自公連立政権の総括をして、国の進路を決する選挙が迫っている。明日以降、政治に関する話題を綴っていきたい。


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