午後３時過ぎ、東京マラソン事務局からメールが届いた。出場抽選結果のお知らせだった。見事に「落選」した。参加料の未入金者が多かった場合には、追加当選者を出すので、運がよければ、11月中旬頃に再度『東京マラソン追加当選のお知らせ』が届くとのこと。
残念な思いと、ほっとした気持ちとが交錯し、苦笑いしながら女房に報告すると、「良かったね」との声が返ってきた。内心の思いを見透かされたみたいで、「どうしてよ？」と問い返したが、理由を聞くまでも無かった。
客観的にみて、今の走力ではフルマラソンはおろか、ハーフですら完走が覚束ないことを妻は一番知っている。これから、本格的なマラソンシーズンだというのに、今年はフルマラソンの記録が残らないと思うと、一抹の寂しさがこみ上げてくる。
ハーフですら、11月4日の大阪・淀川マラソンが今年初の挑戦になる。今年の総括をするには早すぎるが、悔いが残る一年になった。せめて、「２時間１０分以内」を目標に、精一杯、力を尽くし、来年に向けての確かな足掛かりにしたい。