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時悠人chosan流処世術

★「幸福度」ランキング(2/2):日本は住みよい国

2012-05-29 08:50:21 | 日記・エッセイ・コラム

  OECD調査で1位に輝くオーストラリアに住む娘の生活実感は、ランキングとかけ離れている。住宅費や物価は高いし、電気代や水道料金も馬鹿にならない。日本食材は、手に入るが、高いうえに味がまずいと言うので、定期的に送ると喜んでいる。

 オーストラリアの社会福祉制度は充実しているが、日本の制度も決してひけをとらない。むしろ、日本の場合、制度よりも運用面に問題があって、行政に対して、過剰なサービスを期待するから不満が生まれる。

 例えば、生活保護の国際比較。生活保護世帯280万の人口比率がアメリカの1/8なので、もっと救済すべきと指摘する評論家がいる。不正受給に代表されるように、自助努力を忘れ、行政の救済策を求めれば、コストを膨張させ、財政を悪化させるのは自明の理だ。

 「幸福度」の評価尺度として、治安や教育だけでなく、社会インフラ(交通機関・道路・通信・電力・ガス・上下水道等)においても、日本は高度に整備されている。海外旅行を経験した人なら、日本の良さを実感して帰国する筈。もう少し、日本の良さを見つめ直したい。


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