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時悠人chosan流処世術

★臨時国会と無力感

2013-10-15 09:54:30 | 日記・エッセイ・コラム

 今日から、臨時国会。4カ月もの長い夏休みボケの国会議員が、僅か53日間の会期で、山積する課題を審議出来るのだろうか?

 安倍総理は、「経済戦略実行国会」と位置付けている風だが、実際には、「国家安全保障会議」の設置法案や「特定秘密保護法案」、「公務員制度改革関連法案」等が中心で、原発汚染水問題やTPP問題等は蚊帳のそと。せいぜい、経済成長に影響しかねないTPP問題が俎上に上るか。

 ついては、なぜ、通年国会にしないのか、また、議員報酬を年俸制⇒日当制にしないのかとの疑問が常に消えない。議員定数の削減や報酬を減額出来ないなら、せめて、働き度を高めるべきで、外遊日程優先の国会運営では困るのだ。

 アメリカ大統領をまねて、首相権限を強化したいなら、なぜ、赤字国債発行の上限額法定を真似無いのか?TPP交渉出席を取りやめて、国内調整に注力するオバマ大統領とお土産持参の外遊を外交強化と称する御仁とでは、似て非なる現実に目を向けたい。

 「ねじれ」解消で、決める政治が可能になったことが、果たして国民の為になったのかは、臨時国会の帰趨で評価したい。


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