プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★生きざま

2012-02-23 10:49:22 | 日記・エッセイ・コラム

019  かつて、「きんさん・ぎんさん」が長寿祝い金の使途を問われて、「老後の生活費に貯金する」と答えたエピソードは、今もなお語り草だが、その「ぎんさん」の4人の娘さんがTVに登場した。

 長女98歳をかしらに、93・91・89歳で、全員、腰も曲がらず元気そのもの。その秘訣は、外出の際、手押し車を使うことはあっても、杖をつかない。車いすに乗るのは、「みっともない」と言い、「人間は足から死んで行く」との母の教えを忠実に守っていると言う。

 また、毎朝、新聞を読んで、必要な情報を吸収している。「消費税アップ」について訊かれて、「大いに結構」と鷹揚だ。年寄りは、食べる量が減るから、影響も少ないと泰然と構えている。

 驚くのは、長年、医療・介護のお世話になってなっていない彼女たちが、応分の社会保険料を負担しながら、、一切、愚痴も言わずに、「少しでも返してくれたらなぁ」と、笑い飛ばす明るさだ。

 政策を万事、政局絡みにして、違憲状態の議員定数すら削減出来ない政治家諸侯には、4人姉妹が持つ「羞恥心」と「鷹揚さ」を見習ってほしい。


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。