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時悠人chosan流処世術

★生活給付金の罪

2009-03-20 09:35:32 | 日記・エッセイ・コラム

 「生活給付金」を狙った振り込め詐欺の被害が、昨日ついに発生した。詐欺集団が2兆円市場を指をくわえてみている筈もなく、どんな手口を使うかを注目していたが、被害にあったケースはどうにも合点がいかない。

 具体的には、堺市に住む80歳の女性宅に、男が「役所の者だ。定額給付金の手続きのために立ち寄った」と訪問。「5万円をもらえればすぐに給付金の手続きができる」と説明し、現金5万円を受け取ったまま行方をくらましたというもの。どうして、2万円の給付金を貰うのに、5万円も払うのか???これは稚拙だが、私が恐れるのは給付金に絡み、個人情報を入手し、別の犯罪に利用するケースだ。

 たとえば、「給付金を振り込む銀行口座の番号が不鮮明なので確認したい」と電話があったらどうするか?免許証や保険証の番号も同様だ。お金を振り込んでもらうための照会だと信じ込むから、安易に答える可能性がある。

 また、給付金を基金に寄付して欲しいと、80以上のNGO団体が呼びかけている。そのNGOの活動がえせ団体だとしたら?福祉活動や平和活動を叫ぶ組織が氾濫気味の現状で、更なる社会的混乱を生じかねない。さらには、ETC助成金は、在庫不足を招き期間延長するというが、「クレジット(2回以上の分割)払い」の条件付きで、狙いは全く別次元にある。迷走を重ねる麻生内閣は、世の中全体を渋滞に招いている。


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