プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★鎮魂

2021-03-11 09:38:07 | 日記・エッセイ・コラム
 東日本大震災の被害は、家屋の全壊・半壊で約30万戸数、死者約16,000人で、行方不明者は2,525人にのぼる。

 家屋は再建できるし、死者の霊も弔うことが出来る。しかし、行方不明の場合、残された者の思いは、複雑で痛ましい。

 愛おしい人を失った悲しみでも、年月の経過とともに和らぐが、生死が分からない場合、気持ちの踏ん切りがつかず、心が休まるときがないのが道理だ。

 しかし、人間社会は、不条理の連続で、心の安定を求めるのが難しい。在りし日の姿を追って、後ろ向きに過ごしたのでは、もっと悲惨だ。

 「在りし日の記憶にすがり止まるより 見果てぬ夢をともに進まん」。道を迷っても、歩いていれば同じ到達点に着くと思って、同行二人の心境に入れるものなら、、、。


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。