プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★第24回高槻シティハーフマラソン③アフター後半その1

2016-01-28 09:27:48 | スポーツ
 特急サンダーバードは、通常、琵琶湖の西側を通るが、比叡おろしの強風で、時々、東側の米原経由に変更となる。時間が30~40分ほど長くかかるが、何度も経験しているので驚きはしない。

 この日も、強風のため米原経由になったが、予定の列車よりも3時間以上、繰り上げたので、金沢着は、逆に早くなる。車窓に、琵琶湖と雪の伊吹山を見ながら、寛いだ気分で食事を済ませた。

 そうこうするうちに、福井県に入り、敦賀・今庄間の豪雪地帯を無事に乗りきり、福井駅に着いた。もうここまでくれば大丈夫と安心したら、急に睡魔に襲われ、うとうとしたのも束の間、妻に起こされた。

 列車は、石川県内の最初の停車駅「加賀温泉」の一つ手前の「大聖寺駅」で急停車した。「小松・美川間の強風で、列車の走行に支障をきたすので、当駅で待機します」との車内アナウンスが流れた。

 新情報が得られないまま、1時間ほど経過し、一部の乗客が騒ぎ出した。ある若者が、車掌に、「ここで降ろしてくれ」と頼んだが、「停車駅以外で、ドアの開閉は出来ない」と断られた。

 ある男性は、「JRの都合で遅れるんだから、金沢から新幹線”かがやき”に乗りたい。」とかみついたが、「全席指定なので、金沢に着いてから、指定席券を買って下さい」と、取り合わなかった。

 やがて、待つこと1時間半、車内の換気が不十分になり、息苦しさを感じ、妻と交替でデッキに出て、ストレッチで気分転換し、席に戻った時、新たなアナウンスが入った。(続く)


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