プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★展望なくして再建なし

2009-09-28 09:20:41 | 日記・エッセイ・コラム

 自民党の総裁選は、本日28日が投票日だが、党員の反応は低調な様子だ。「総裁=総理大臣」の図式が崩壊したのが、最大の原因のようだが、それでは党勢回復は遠のくばかりだ。

 「世代交代」とか「派閥解消」、更には、「国民の立場に立った政治を」と、訴えているのを聞くと、今までは、国民不在の政治だったのだなぁと、皮肉りたくなる。肝心の政党の基本軸が見えないのだ。政権与党ボケで、籠の中の鳥が野に放たれて右往左往しているさまに似ている。

 一方、自民・公明連立政権の負の遺産を抱え、前途多難な民主党だが、長期にわたって溜まった膿を一掃するのは至難のわざだ。自民党の中堅議員は、臨時国会で、「攻守ところを変える」と息巻いているが、「その質問だけは、あんたの党に言われたくない」と答弁したって構わない。

 現内閣が失敗したら、この国の存亡自体が危うくなることを、国民自身がよく知っている。政策の方向性を明確にして、功を焦らず、拙速に走らず、時間をかけて解決していってほしい。


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