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時悠人chosan流処世術

●人生「かきくけこ」で満喫!

2005-02-07 10:35:29 | 日記・エッセイ・コラム
 最近、ある大脳生理学者の本を読んでいたら、興味深いフレーズを見つけたのでご紹介しよう。それは、「かきくけこ」主義、これが脳と体の健康を保つ秘訣だというものだ。「か」は感動、「き」は興味、「く」は工夫、「け」は健康、「こ」は恋」の頭文字だ。
極めてシンプルで明快なので、詳しい解説は無用だろうし、自分なりの解釈を加えてもよいだろう。この「かきくけこ」主義を実践すれば、いつまでも若々しく人生を謳歌できると説いている。

 加齢とともに、経験則から物事に対する関心や感動が薄れてくる傾向が強まり、工夫もせずに平々凡々と日々を送ることになる。病気もせずに健康であれば、それはそれで幸せな生活なのだろうが、脳の活力は確実に減退してしまう。一方、物事に素直に感動し、新しい情報や知識を貪欲に吸収するよう努め、創意工夫をすれば充実感が増すし、脳も活性化するに違いない。著者は、老化を防止し脳を活性化させるための行動規範と説くが、これをそのまま人生訓としても良いのではないだろうか。

 仕事や人間関係、家庭等々、人生のあらゆる局面で、あてはまるフレーズだと思う。ただ、最後の「恋」は、初々しさを忘れるなとの示唆なのだが、いささか照れ臭いので、私はこれを勝手に「行動」と置き換えることにした。「かきくけ」は、脳内革命を起こすには有効だが、それを実際に行動に移すことで、心身ともに健康で充実した人生をエンジョイできると解釈したい。
「さしすせそ」が良妻賢母像なら、「かきくけこ」は男女共通の人生像でありたい。



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