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時悠人chosan流処世術

★野球の新時代到来か

2007-05-01 09:56:03 | スポーツ

 野球界で地殻変動が起きている。西武の裏金問題は、ドラフト制度のあり方だけに留まらず、高校野球の特待生制度にも波及した。自由競争社会の宿命として片付けるのは乱暴だが、野球に夢を託す子供達に悪影響を与えないように願う。

 四国のアイランドリーグに続き、今年、「北信越ベースボール・チャレンジリーグ」が誕生した。石川・富山・新潟・長野の4県4チームの構成。選手よりも、金森栄治・木田勇・鈴木康友などの監督の顔が、私には懐かしい。経営的には厳しいだけに、新たな挑戦を祝いたい。

 さて、四国からは、今年、巨人等へ5人の選手が入団したが、彼らは決して野球のエリートではない。シーズン中は、球団から月給を支給されるが、オフの時期は働いて生活費を稼がなければならない。プロへの道は厳しく、夢を実現するのは容易ではないが、野球にかける情熱は人一倍強い。

 四国リーグの選手達は、少年野球教室や通学路の見守り活動などを通じて、地元に貢献し、支持層を増やしてきた。四国・北信越リーグとも、プロ野球空白地帯だ。来春には、九州と山口県の球団でリーグが新設される予定とも聞く。「郷土の球団」として、地域住民の共感を呼ぶに違いない。裾野が広がり、ボトムアップで閉塞感漂う野球界に新風を吹き込み、楽しい夢を与えてくれることを期待したい。


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