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時悠人chosan流処世術

★コロナ対策の日豪比較④完

2020-05-02 08:05:01 | 日記・エッセイ・コラム
 オーストラリアが、厳しい規制に踏み切った3月中旬、東京都知事の関心事は、新型コロナウイルスよりも、東京五輪の延期に向いていたので、私は「クラスターは東京」シリーズで警鐘を鳴らした。

 マスコミも、連日、東京都知事の発言やIOC、組織委員会、政府との調整状況、或いは、延期に伴う会場問題や選手への影響などの報道に熱心だった。

 池に石を投げ込むと、波紋が広がるように、「ダイヤモンド・プリンセス号」の入港以降の東京都知事の無策が、じわじわと地方に拡散していった。

 たとえ、東京がコロナを制しても、日本全体が終息するのはそのあとになるので、オリンピックの再延期や中止も視野に入れる必要がある。

 「東京から日本を変える」と訴えて圧勝した小池都知事が、私が期待しない日本に変えてしまった。そして、いま確実なことは、7月の都知事選で、その人が再選されることで、虚しさばかりがつのる。


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