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時悠人chosan流処世術

★アベノミクス・バブル

2016-07-12 08:23:38 | 日記・エッセイ・コラム
 参院選に圧勝した安倍総理は、すかさず、国民の信を得たとして、「アベノミクス加速」を宣言した。消費税アップの2年半延期も理解を得たことになるが、10兆円超の大型対策の中身に不安を感じる。

 経済成長による果実を国民に還元するアベノミクスだが、消費者心理が冷え込んでいる原因は、物価高と将来不安。もっと厄介なのは、日本が豊かになって、日常生活で不足する物が無くなった現実。

 好例が、「ルビーロマン」。七夕の日に、初競りで一房110万円の値がついた。落札したのは、5月に「夕張メロン」を2玉300万円で落札したのと同じ業者。

 他にも、高付加価値のブランド品を生産し、輸出したり、内需拡大を図る風潮が全国各地に広まっている。

 いずれも、アベノミクス・バブルの発想で、利益を享受するのは富裕層で、一般消費者には無縁な世界になる。

★ルビーロマンって?
 100万円の「ルビーロマン」と聞いて、宝石の銘柄と思う人は、まともな神経の持ち主。地元の人間なら、「買えない」、「買わない」と、異口同音にため息を漏らすのが正常だ。 その正体は、「...
国債をどんどん発行して、リニア新幹線を8年前倒しするなど、大型事業中心で、その成果が一般国民に還元される日は、いつになるのか?

 「EU離脱か残留か」の国民投票を実施して、「こんな筈では無かった」と後悔するような愚だけは演じたくないものだ。


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