プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★「原爆の日」

2009-08-06 09:47:15 | 日記・エッセイ・コラム

095_056 095_087 広島に原爆が投下されてから64年目の夏を迎えた。今年の式典は、従来とは趣を異にしている印象を受けたのは私だけだろうか。麻生総理は、あいさつの中で、原爆症認定集団訴訟の原告救済に言及した。日本の戦後処理はまだまだ終わっていないが、邪推抜きで一歩前進したと思う。 095_068

 私が今年、広島を訪れたのは、オバマ米大統領が、4月にプラハで演説したのを聞いた直後の5月だった。外国人の姿が多いのに驚き、内心、嬉しかった。「核兵器を使用した唯一の核保有国として、米国には行動する道義的責任がある」との一節をご記憶の方も多いだろう。095_073 095_082 地球上から核を廃絶するのはた易くないが、安保理の常任理事国5カ国が「非核国を核攻撃しない」ことを保証する努力を望みたい。そのことが、北朝鮮をはじめインド・パキスタン等を非核化へ導く賢明なステップにつながる。

 11月に来日が取りざたされているオバマ大統領が、その際、広島・長崎を訪れることを願っている。


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。