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★北ドイツの旅(5/10):ブレーメン

2014-10-02 09:03:02 | 旅行記

058061ブレーメンは、グリム童話「ブレーメンの音楽隊」でお馴染みの町だが、8年前に訪れた時に感じた素朴で、メルヘンチックな風情が失せ、人工美が際立つ街並みに変じていた。

059マルクト広場の中心に位置する市庁舎の横に建つ「ブレーメンの音楽隊」の像は、ブリュッセルの「小便小僧」同様、うっかりすると見落とすように控えめだが、観光客は、願い事が叶うとのジンクスに従い、ロバの足に触りながら記念写真を撮る。

 市庁舎の地下にある「ラーツケラー」は、1405年創業で、1,200種類に及ぶワインが揃っており、長い歴史を感じさせる雰囲気も素晴らしく、ゆったりと食事をするには一押しのレストラン。

0573時間の自由時間を利用して昼食をとるつもりでいたが、開店時間が遅く、口惜しい思いで店内を覗いていたら、ウエーターが、「ニイハオ」と声を掛けてきた。むっとして、「Nein,Ich bin ein Japaner」(違う、日本人です)と答えた。

なおも、何か言ったが、「Ich kann Deutsch night sprechen」(ドイツ語が話せません)と言って、退散した。このレストランで食事するために、必死でドイツ語に取り組んだのが、思わぬ場面で役立ったと苦笑い。