昨日、総務省が発表した2013年3月末の人口(住民基本台帳ベース)は、1億2,639万3,679人で、4年連で続減少した。しかも、対前年26万人減少は、過去最大とか。
2012年中の死亡者数約126万人に対し、出生者数は、過去最少(約103万人)なので、少子高齢化に歯止めがかからない。しかも、65歳以上の老齢人口が、ついに3,000万人を突破(24.4%)し、高齢者対策は喫緊の課題だ。
さて、総人口が減少に転じたのは2005年だが、1996年には既に年少人口(0~14歳)が減少し始めており、自民党政権の少子化対策が無策で怠慢だったことは明白だ。
しかし、現政権が推進している先には、誰もが、喉元まで出そうな言葉を呑み込んで口をつぐむ、「姥捨て山」の思想が透けて見え、怒りを禁じえない。