6月23日はプラハ市内に泊まり、翌朝、専用バスで170㎞離れたマリアーンスケ・ラーズニェ観光へ。 ここは、皇帝や貴族、ベートーベン、ショパン等々の 著名人が訪れた温泉リゾートとして名高い。 コロナーダと呼ばれる飲泉所には、湯治客専用のコップ棚が設置され、広い公園やショッピング・ゾーン等、長期滞在リゾート地としての環境が充実している。
町の高台には、ゲーテ広場があり、作品を練るかのようなポーズの銅像が町を見下ろしている。
昼食後、お目当てのチェスキー・クルムロフへ。1992年に世界遺産に登録されたボヘミア地方の小さな町には、ルネッサンス様式の建物が多く残っていて、中世の町に迷い込んだかと錯覚した。 城壁の窓から街並みを覗くアングルは、一幅の絵のようで立ち去りがたかった。モルダウ川が雨で濁っていたのが残念だった。
この世界遺産の町に泊まり、翌25日、国境を超え、オーストリアへ入る予定だった。翌朝、周辺をジョギングしようとしたのだが、雨で叶わなかった。