プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★岸田総理の誤算

2022-09-19 08:30:06 | 日記・エッセイ・コラム
岸田内閣の支持率が、じり貧の原因は、言うまでもないが、世論の趨勢を決めるファクターは、「事実よりスキャンダル」だ。

 日本人ほど、マスコミに関心が強い国は、珍しいくらいで、外国のテレビ番組編成とくらっベルト一目稜線だ。

★素朴な疑問:国葬

2022-09-14 09:18:20 | 日記・エッセイ・コラム
 エリザベス女王の国葬が、9月19日に執り行われるが、死を悼む声は多く報じられても、異を唱える声はどこからも出ていない。

 一方、安倍元総理の国葬は、反対意見の方が多く、手続き的に違法だとして裁判まで起きた。

 国の違いや法体系の違いがあっても、国民がこぞってその人の死を悼むのが国葬だろう。アメリカのバイデン大統領欠席のニュースは、日本国民の声を代弁しているかのように感じる。
 
 天皇陛下の葬儀は、皇室典範で「大喪の礼」を行うと定められているが、国葬に関する明確な定義はない。

 日本では、国葬以外に、事件現場にモニュメントを建てる意見も出ている。重大な事柄の基本哲学が曖昧だと、混乱を招く好例だ。

★こども政策の基本認識

2022-09-12 08:36:39 | 日記・エッセイ・コラム
 最近、発生する事故原因を「不慣れ」と説明するケースが多いが、言い訳以上の何物でもない。

 先日、起きた園児をバスの中に置き去りにして、死なせたケースなどは、初歩的な人為的なミスが、二重・三重に重なり、未来ある幼児の命を奪った。

 日頃、運転しない園長なら、手慣れた運転士よりもさらに、注意を払ってチェックするのが常識で、経験とかマニュアルの問題ではない。

 さて、よく似た事故のニュースを聞かされるたびに、「健康と安全は自らの手で」と言うのは、大人社会の目線でしかない。

 「こども庁」は、「教育やいじめ、支援」等の対策を検討する前に、幼児は、大人が予期しない行動をとることを基本認識しておく必要がある。

★便りのないのは、、、

2022-09-09 09:51:38 | 日記・エッセイ・コラム
「便りのないのは良い便り」とか「便りのないのは元気な証拠」と言ったのは、メールやLINE等の便利な通信手段が無い時代のことで、現代では、便りが無いと不安を煽る。

 つい、3週間ほど前に親しい友人にメールを送ったところ、返事が届かないので、今朝、自宅に電話をかけると、本人が電話にでた。

 互いに無沙汰を詫び、近況を報告しあったら、友人は、入院・リハビリ生活の繰り返しだった。友人の方でも、私が元気で旅行やランニングにいそしんでいると思い込んでいたようだ。

 私は、ブログで近況を知らせることにしていたのだが、PCに触る余裕すらない位、辛い療養生活を送っていたと知り、驚いた。

 フェイス・ツー・フェイスの対話が出来ることが、一番、幸せだと、しみじみ感じた。

★安倍元総理の国葬(後編):功績

2022-09-04 08:31:44 | 日記・エッセイ・コラム
 仮定形だが、安倍元総理が、小泉流の規制緩和や構造改革を踏襲していたら、「第3の矢」(新規事業)が数多く育ち、アベノミクスは成功していた。

 さて、今や「国葬」問題よりも「旧統一教会と政治家の癒着」問題の方が、根深く重要案件になった。善意のNPO活動に参加していたら、背景に旧統一教会が差配していた事例が全国で見つかっている。

 仮に元安倍総理銃撃事件が無ければ、旧統一教会の活動は従来通りで、世間の糾弾を受けることなく、政治の体質が変わらなかった。

 その意味で、不穏当な表現だが、「虎は死して皮を残し、、、」のことわざが脳裏をよぎった。

 本稿を公開するかどうか、散々迷ったが、政界浄化を願う古老の遺言のつもりで書いた。