粋なオヤジになりたくて

♪一日おきにリリースしています。アップされるのは約4ヶ月遅れです。♪

Rutles - With a Girl Like You 1978

2006-07-21 | 音楽で振返る70年代
 
 あのビートルズのパロディーとして登場したラトルズを初めて聴いたのは78年当時週に5回は通っていたとある大型ショッピング・センター内にあるサム・グーディ-ズの店舗で流れたときのことだ。その場ですぐにアルバムを購入した記憶がある。当時私は出張が長期化してモーテルからアパート住まいに移っていた。ビートルズ好きの隣人(米国人)に聴かせたところ、良い反応がなくガッカリさせられた記憶がある。ファンは実は怒ってしまうのかもしれない。でも愛していないとココまで作れないのも事実。アルバム・ジャケットの写真も凝っているが、その中にはパロディー写真が何ページも続く更に凝った装丁になっている。

With a Girl Like You はビートルズの P.S. I love you に Please please me のエンディングをくっつけたような、ビートルズにもこんな名曲があったかなとだまされてしまうような曲だ。それほど曲も演奏、ヴォーカルの声質、全て自然に聴かせてしまうところがスゴイ。 

Shoot me down in flames if I should tell a lie.
Cross my heart, I promise that it's true.
I've been in love so many times before, but never with a girl like you.

With a girl like you to hold and be beside.
With a girl like you to fill my heart with pride and joy.

With a girl like you I know where I belong.
With a girl like you I know I can be strong.

You know I won't bring you any pain. I won't run around again.
There'll be nothing to explain with a girl like you.




残されているPVのなかで最もビートルズを忠実に再現という意味で Tragical History Tour の Piggy in the Middle (I Am The Walrusのパロディー)を観てみよう。もうここまでくると単なるパロディーではすまされない贅沢なお遊びだ。本家のPVと見比べてみると面白い。
 こんなお遊びが96年に再現されたのにはビックリした。アルバム・タイトルもアンソロジーのパロディ-でArchaeology(考古学)となっている。Shangrilaを観るともうこれはHey JudeでWe are the world という感じだろうか。

 

おっと Paul McQuickly ことモンティ・パイソンの Eric Idle は Chevy Chase主演の名作National Lampoon's European Vacation (1985) でも好演していましたネ。

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