粋なオヤジになりたくて

♪一日おきにリリースしています。アップされるのは約4ヶ月遅れです。♪

米国家族旅行 - 『NYC最後の朝編』      

2007-09-30 | 海外旅行
 
 早いもので六泊八日の旅ももう帰国日となってしまった。チェックアウトの直前に最終日くらいはと思って、朝食はホテル7階のテラスでいただいた。無名で地味なホテルだったが、ロックフェラーセンター側に張り出したテラスクラブと呼ばれる場所の屋外テラスは実にいい。ホテル客なら無料コーヒーと無料新聞だけでもくつろぐことができる。


(東側にはセント・パトリック教会を臨む)


(南側には有名なロックフェラーセンターの中庭が垣間見える)(西側にはラジオシティー・ミュージックホールを臨む)

行ってみるとまだ客はいなかった。テラスにでてみると外気の清々しさと都会の喧騒が入り混じったニューヨークを実感できる感じ。3人でコンチネンタル・ブレックファーストをいただいた。これだけだと11ドルだが、更に卵やベーコンを足すと16ドルとなる。(他の利用者の書き込みには夕食は止めたほうがいいとあった。)チップなど込み込みで47ドル也。


(コーヒー以外はビュッフェ・スタイルで自分で好きなだけとってくる。)

 朝食後に自動機でホテルをチェックアウトした。ホテルの部屋代は一日当たり税込みで約250ドル也。本当にニューヨークのホテル代は数年前に比べたら高騰してしまった。小生にとってはこれでも十分に高額と思えるのだが、日本の女性誌の秋のニューヨーク特集号などを立ち読みすると驚愕するような高額料金のホテルやレストランが紹介されている。フェラーリの表紙の車雑誌が売れているようなもので実用性より夢先行ですかね。

 ホテルでタクシーを手配してもらったらやって来たのはイエロー・キャブではなく、クライスラー300Cのハイヤー。これで朝の渋滞のなか、えげつないほどの割り込みでクイーンズ・トンネルを抜けてJFKを目指す。車のセンターコンソールをみるとSATの表示が。ドライバーに聞くと衛星(サテライト)を使ってFMに代わるデジタル音楽放送を流しているらしい。知らなかった。。。JFKまで40分ほどで到着。65ドル也。

 帰りはANAだったが、ANAの割り当てのJFKのターミナル7は乗客も少なく、時間もかからずあっけなく出発ロビーに入れてしまった。その割りにショップは貧弱。ANAを利用する方はオミヤゲをJFK空港で買おうなどとは考えない方が無難。

 帰りのANAは行きのUAより新しい777-300型で気持ち座席もゆったりしているように感ずる。料理もサービスも日本人にとってはUAより明らかに上。何と言っても回りの席が小柄な日本人ばかりなのでゆったりできる。

 帰ってからマイレージを調べてみたらラッキーにも3人ともそろって1回で10000マイルを超えていた。よかった、これで景品3つに交換できる。やっぱり楽天ポイントへ移動が一番得かな。

 ショッピングは全員あまり興味がなかったが、今回の家族旅行が、娘が将来を考える参考になったり、妻との老後の楽しみが共有できる一助となることを切に願って止まない。。。

(予定より長引いてしまいましたが、これにて米国家族旅行の記録は終了です。)
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ニューヨークグルメ紀行 - 『Cafe Spice』         

2007-09-29 | 海外グルメ
 
 グランド・セントラル駅の地下街にあるインドカレーのテイクアウト店。カレー、ライス、サラダのセットがメインだが、ナンやカレーだけを単品で買うこともできる。


プレインのナン2つとガーリックのナン、カレーはほうれん草のサグカレーに本日のチキンカレーの二つを注文。5点合計で18ドル也と安い!普通はそのままフードコートで食べることができます。今回はホテルに帰ってから部屋でカレーは備え付けのスープ皿に移して電子レンジで温めて3人でシェアーしていただいた。思ったほどは辛くはなく、香辛料の効いた香りがいい。カレーは2人前だが3人で食べきれないほど量が多かった。


(野菜のみのペースト状になったサグカレー)


(チキンカレーは柔らかく煮込まれていた)

 海外旅行中にちょっとカレーの味がなつかしくなった日本人、外食の連続に疲れてしまった日本人(ウチの家族デス)にはお勧めできる比較的食べやすい味です。カレーだからでしょうかね。

 30年程前の話ですが、数ヶ月間米国の田舎に滞在して日本食もずっと絶っていた後に帰国の途中で立ち寄ったホノルルで食べたテイクアウトのカレーライス(これは完全に日本人観光客向け)は本当においしかったことを思い出しました。
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米国家族旅行 - 『日本になぜないの不思議』

2007-09-28 | 海外グルメ
 
 米国では普通にいただけるもので、日本には無いという食品の悲しい現実をふたつご紹介します。

 ひとつはシナボン。これはシナモンロールを主力製品としたファースト・フード店です。今回はレーガン国際空港で翌日の朝食用に買いました。小生は特にピーカンののっかったものが大好物です。かなり甘いです。これが日本にないかと思って調べたら、かって名古屋のスガキヤが目をつけて日本で展開したものの、事業的には失敗して現在はお台場に一店舗を残すのみだそうです。なぜ日本ではうけなかったのか疑問です。


(ある日の朝食にて)

 もうひとつはミニッツ・メイドのレモネイド。チェルシー・マーケットで喉が渇いてふとお店で買ってみたが、これが実にうまかった。変に甘くなくスーッと喉を通る感じと言ったらわかるでしょうか。あまりにうまくて日本にも持ち帰ってしまいました。これが日本のコカコーラからはなぜか販売されていません。クーというブランドのレモネイドがあるからでしょうか。米国ではLEMONADEだけでなくライムのはいったLIMONADEもあるといううらやましさ。ただ通常の駅のスタンドなんかではSNAPPLE方が幅を利かせています。


(何でもない感じだがこれがうまい。)

日本での商品化を切に希望します。
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米国家族旅行 - 『地下鉄編』

2007-09-27 | 海外旅行
 
 ワシントンDCとニューヨークの2都市を巡ったわけですが、どちらでも地下鉄を利用しました。一日の乗客数では全米でそれぞれ二位、一位ですが、同じ国でもそのシステムは多少違っています。ワシントンDCの地下鉄は全米でも新しく、一方ニューヨークは約1世紀という最古の歴史を誇るという点でも好対照でしょう。その辺りの気付いた点をまとめてみました。

1.行き先
 どちらの都市でも複数の路線が同じプラットフォームに乗り入れています。したがって行き先が重要となってきます。電車の脇に書かれた路線表示はわかりにくいケースもあるので注意が必要です。

2.時刻表
 日本と違って地下鉄の時刻表がありません。ワシントンの場合には何線があと何分で来るという表示がでますが、ニューヨークでは一切ありません。

3.料金
 ワシントンDCでは初乗りが1.35ドルで行き先によって料金が違います。一方ニューヨークは全て2ドル均一となっています。つまりワシントンDCでは切符を買うのに使いにくい券売機に対する慣れを要します。ニューヨークではつい4年前までは旧式なトークンが使われていましたが、さすがに磁気のキップに変わりました。

4.エキスプレス
 ワシントンDCでは全て各駅停車ですが、ニューヨークではエキスプレスというものが存在します。エキスプレスがどの駅に停まるかは大きな路線図を見ないと記述されていないために慣れが必要です。小生の場合ですが、知らずにエキスプレスに乗って乗り過ごしてしまい、戻ろうと思ったら今度は各駅停車が臨時運休ということがありました。

5.出口にて
 キップはどちらも磁気ストライプタイプですが、ワシントンDCでは改札を入るだけでなく出るときにもキップが必要ですが、ニューヨークは出口でのチェックはありません。

6.駅構内の気温
 ニューヨークの地下鉄では夏は冷房が効いている分、駅構内やプラットフォームは大変に暑いです。長い列車待ち時間や乗り換えではこれが堪えます。まぁ冬は暖かいのかもしれませんが。我々のような3人家族では地下鉄で計6ドル払う位なら、10ドル以内程度ならほとんど待つ必要がなく快適なタクシーで移動しようと考えるようになりました。

7.エスカレーター・エレベーター
 特にお年寄りや重い荷物を持つ旅行者にはわかると思いますが、ワシントンDCではエスカレーター・エレベーターが完備されています。一方でニューヨークではエスカレーターのある駅はごく一部に限られています。現状では障害者の地下鉄利用は大変困難だと思います。

ニューヨーク地下鉄の詳細はコチラ

海外に行くとそれまで当たり前だと思っていた日本の地下鉄システムの優秀さが実感できますよ。
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ニューヨークグルメ紀行 - 『Fat Witch The Brownie』       

2007-09-26 | 海外グルメ
 
 マンハッタンのミッド・ウエスト、チェルシー・マーケット内にあるチョコレートブラウニー専門店「Fat Witch」。トレードマークのかわいい魔女のイラストはOZの魔法使いを連想させる。ブラウニーは日本人にはあまり馴染みがありませんが、アメリカでは大人から子供まで一番好まれる、"お菓子の定番"のようです。ここのは適度な甘さ、上品な甘さが特徴です。通常サイズのものではチト大きい。小さなサイズ(Brawnie Baby)が個別包装になって缶に入っているものがあり、こちらが日本人にはちょうどよい大きさです。10種類の味が選べますが、一番代表的なオリジナルブラウニーはチョコレート味です。

 お土産用に小さいサイズのブラウニーを缶に16個詰めてくれます。好みの種類がありますかと聞かれたが、おまかせで一通り入れてもらった。飾るリボンのカラーまで聞かれて米国にしては丁寧な店の対応に感心。

 日本の雑誌でも取り上げられることが多いためか、日本人があまりに多い(当日もここで買っていた日本人がいました。)ようで、『日本語のわかる店員はいません。金額が聞き取れない場合にはたのんで書いてもらって下さい。』との注意書きも。いやはや。


(店内にあった日本語で書かれた案内)


(6.7センチ角で結構分厚い通常サイズのブラウニー)

食べてみるとバターやチョコレートの含有量が多いことがわかる濃厚な味わい。夏場は常温ではちょっとゆるくなってしまうため、冷蔵庫で冷やしてからいただいた方が日持ちも良く、サクサクしておいしい。
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米国家族旅行 - 『NYC観光編 チェルシー・マーケット』      

2007-09-25 | 海外旅行
 
 おそらくこのマーケットがなければこの辺りには来ることもなかったであろうチェルシーの倉庫街の一角を改造したノスタルジックな平屋のマーケット"Chelsea market"はまだオープンして10年の新名所。まだまだ空きスペースがあり、将来もっと発展するかもしれない。NHKの『ニューヨークまるごと72時間』でも時間をかけて紹介されていた場所だけに、日本人も何人か見かけた。ありきたりのNY観光には飽きた方向けかもしれない。元々はナビスコの工場跡地だったという。

 ここでは観光客だけでなくむしろ地元の人が普段の買い物で使いたいような場所でパン、オーガニック野菜、チーズやワインが買える。ただ値段は安くはなさそう。なかはベンチが何箇所かあってスチールギターを弾いているストリート・ミュージシャンもいた。

 
(配管がはずれて漏水しているイメージのオブジェ)(ニューヨーク州産のワインも揃う専門店。)

 ここにあるブラウニーの専門店のFat Witch Bakeryで妻も娘もお土産を買っていた。ニューヨークでチェルシー近辺に住むなら自転車に乗ってチェルシー・モーニングでも口ずさみながら食料品を買いに立ち寄りたいような場所ですね。段差もなくゆったりしているのでベビーカーで来るにも好都合とみた。
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米国家族旅行 - 『NYC観光編 グラウンドゼロ』     

2007-09-24 | 海外旅行
 
 ちょっと観光というには不謹慎だが妻の希望でついに事件後初めてグラウンド・ゼロに来てしまった。周辺のビルには『入居募集中』の表示が目立ち、まだこの一帯が事件から完全には立ち直っていない様子がうかがえる。約2700人の犠牲者のうち、現在でも遺骨すら判別できていない方が1100名というから、なんとも悲惨な事件だった。南側に道路を隔てて建っていたNYFDやデリもそのまま残っていた。

最近の報道によると来年1月に高層ビルに着工し、すべてが完成するのは2012年だという。


(あれから6年も経つのにまだ地下の土台を整備している段階)


(相変わらず賑わっていた安売りのセンチュリー21)


(中央にそびえるか細いモノリスビルが奇跡的に倒壊しなかったヒルトン。右隣がセンチュリー21。)

小生が事件の半年前に泊まったミレニアム・ヒルトンは事件後にリニューアルして料金もかなりアップした。通りを挟んで直ぐにWTCがあったことが思い出される。現在でもこのホテルの需要があるとは思えないのだが、当時ネット経由で100ドル台で泊まれたのがウソのよう。そう言えば対岸のニュージャージ側には高層ビルが増えていた。こちらの方が安全ということか。
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米国家族旅行 - 『NYCおみやげ事情編』      

2007-09-23 | 海外旅行
 
 最近は日本の輸入雑貨販売店でもネットでNYCグッズが販売されていたりして、お土産の希少性は薄れてしまった感がありますが、NYCを訪れた日本人旅行者にお勧めのお土産が載っているサイトを発見しました。これを参考にいくつかを購入しました。

 まずは職場や近所の女性に配るようなシチュエーションを想定したコスメ関係。
Purellの「Hand Sanitizer」。これを少量手のひらに出してスリスリすると蒸発してしまいますが殺菌効果があるのだそうです。食事の前に手を洗ったりしないし、レストランでお絞りがでないお国柄ではこのようなものが売れているようです。これはホテル近くのファーマシーですぐ見つかりました。また空港でも普通に買うことができます。2ドル程度で10-20個大量に買うオミヤゲとしてお勧め。小さいのでバッグに忍ばせて持ち歩くとよさそう。



 次にBath & Body Worksの「Anti-Bacterial Hand Soap」。これはマンハッタンに数軒ある直販店のみでの販売なようです。小生達はメトロポリタン美術館の帰りに寄りました。意外とかさばるし、安いからと言って沢山買うと重くて大変ですョ。5-10個買うオミヤゲとしてお勧め。


(店内は5本で15ドルのオンパレードです。)

 食品系ではサラベス・キッチンのジャム。こちらではスプレッドと呼ばれています。18オンスとずっしり重いジャムが10-11ドルとまぁお手頃価格です。ミックスベリーをいただいてみましたが、さらっとして粘度は低く味は濃厚で甘さ控えめ、買う価値はあると思いました。ただしひとつ500グラムなので2-3個までがお勧めです。小生は『アメリカ自然史博物館』に行く途中にサラベスのレストランのなかで買いました。チェルシー・マーケットでも売っています。これが小瓶に小分けされた6個入りパッケージがあるのですが、30ドルと割高ですのでちょっと買う気がしません。ここのレストランはエッグ・ベネディクトで有名ですが、予約を取らないので行列が出来ていました。我々は食事しませんでしたが貴重な観光時間を削ってでもぜひここで食べたい方にはお勧めします。


(現在は大丸ピーコックでも売られているようです。)

有名な書店のストランドのトートバッグも日本でもネットで高値販売されているほど人気のようです。小生は東京で持っている人を見かけたことがありませんが、単にNYCに行っただけでなく本だって読めちゃうですよというアピールでしょうか。このバッグは底幅が無い構造で、張りのある生地ではないので"すわり"が悪くて普段の買い物で使うにはやや不向きな気がしまが、大量に買うオミヤゲの候補としてはよいでしょう。 


(立ち読みでも飽きない本がならぶ一階店内。バッグは左手レジの奥側に置かれている。)

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ニューヨークグルメ紀行 - 『Gahm Mi Oak』         

2007-09-22 | 海外グルメ
 
 ここはニューヨークのコリアン・タウンで韓国人ツアー客向けのホテルも立ち並ぶ人通りの多いごみごみした場所。老舗デパートのメイシーズにも近い。店内の客はほぼ韓国人旅行客で、本場の韓国人から支持されていることがうかがえる。メニューのトップにある名物の『ソーロンタン』(またはソルロンタン)8.5ドルを注文。『ソーロンタン』は日本でも新大久保あたりでも食べることができます。

 白濁した牛骨スープに、牛肉のスライスが入り、ソーメンとご飯の両方が入っています。これにテーブルに常備されている刻みネギ、塩、胡椒を自分で足して味を調節していただきます。サービスでつくキムチ・カクテキの盛り合わせも絶品のおいしさで、韓国人はこちらが目当てかもしれません。


(今回も残さず完食してしまった)


(これだけでも十分勝負できる味のキムチが無料サービスなのがうれしい)


(ほとんどの客がソーロンタンを食べるためテーブルに常備されているネギ、塩、コショーの3点セット)

 海外に来て、そろそろ久々にほっとできる料理が安く食べたいなぁという時にはお勧めのお店です。メイシーズあるいはエンパイア・ステート・ビルに行ったついでに立ち寄るプランが良さそうです。3人で合計32ドル也。24時間営業なので早朝でもOKです。また来るぞ。。。
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米国家族旅行 - 『NYCサークルライン編』       

2007-09-21 | 海外旅行
 
 翌日は前日までとはうって変わってやや曇りの過ごし易い気温。朝はゆっくり過ごしてホテルからタクシーで42丁目の西のはずれにあるサークル・ラインの桟橋を目指す。翌週はUSオープンテニスを控えているため、ウイリアムズ姉妹の『It's Show Time』と書かれた巨大な広告塔のポスターが見えた。出航時刻の30分前に桟橋に到着。桟橋付近はたくさんの人がいてごったがえしていた。チケットは事前にネットで予約することもできるのだが、出航時間に予定が縛られてしまうので予約はしなかった。しかしながらチケット窓口の列は短く直ぐに買うことができた。



 マンハッタン島を一周する3時間ツアーも良いのだが、時間の関係でハドソンリバーからイーストリバーの南半分を折り返す2時間クルーズを選択。11:30の乗船のための列はずいぶん長かったが、お勧めと言われるデッキ後方の左後に問題なく座ることができた。 このクルーズに乗るのは3度目。自由の女神とブルックリン・ブリッジ辺りがハイライトだろうか。自由の女神はニューヨークの象徴的存在だから来たらまず見たいポイントではあるのだが、現在のところは島まで渡っても女神の中を上まで登ることはできないため、(仮にできても長蛇の列は必至。)それならサークルラインでも大差なしとの判断。気温が低めで潮風が心地よい。


(ハドソン川よりエンパイアステートビルを臨む。やはり座ったままで観光ができるのは楽チン。)


(最大のハイライト、自由の女神)


(イーストリバーにかかるブルックリン・ブリッジ)


(宿泊したホテルでも使っていたドミノ・シュガーの工場。創業者は巨万の富を得てメトロポリタン美術館の寄贈者のひとりとなった。)

船内でいただける軽食はちょっとお粗末だったためパス。娘も船のクルージング自体が楽しかったようだ。このツアーは終戦の1945年からやっているというから歴史を感じさせる。

13:30に下船して、タクシーでエンパイア・ステートビル方面のコリアン・タウンを目指す。
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米国家族旅行 - 『NYC観光編 Top of The Rock』     

2007-09-20 | 海外旅行
 
 ニューヨークの観光ではずせないのが摩天楼の眺めですね。普通に考えるとエンパイア・ステート・ビルディングの展望台へとなるわけですが、どうしてもという方でなければ避けた方が良いと思います。観光客が一杯でチケットを購入するのに時間がかかるという理由もありますが、一番の理由は『エンパイア・ステート・ビルディング』自体が見えないからです。やはり『エンパイア・ステート・ビルディング』が眺められないと実感が沸きませんね。しかもできればライトアップされた夜景で観たいところです。(この季節昼間ではちょっと暑いです。)そこでお勧めなのはロックフェラーセンターの屋上、Top of the Rock です。 高さ自体はエンパイアステートビルの三分の二くらいで259メートルです。日本のサンシャイン60が240メートルですから大差はありません。東京と違うのはこのクラスのビルが数多く建っている点でしょう。


(通りで巨大スクリーンを使って放映されているの映像)

 我々の泊まったホテルからは二本道路を挟んだ場所にあり徒歩3分です。しかもここはインターネットであらかじめチケットを予約することができます。予約する前にはまず日没時間と当日夜の天気を調べておきます。サマータイムゆえ日没は20時頃なので21時スタートをワシントンDCのホテルから予約しました。家族全員がビルの上に登るだけで計57ドル也。

 行ってみると観光客は多かったですが夜遅いせいか日本人の方はほとんどいませんでした。たいして待つことなくエレベーターに乗ることができました。エレベーターは67階の展望台まで直行です。ちょっと仕掛けがあって、エレベーターの天井はガラス張りになっておて、登り始めるとエレベーターの通り道に飾られた照明がどんどん通り過ぎていって期待感が高まります。到着すると大きな声で先客が出迎えてくれます。最初は『おめでとう。貴方がちょうど100万人目のお客様です。』なんて光景と勘違いしてしまいました。

 さすがにこの日は21時でも外気は85度(摂氏29度)でしたが、冷房の効いた場所も屋外も両方があります。さてお目当てのエンパイアステートビルは青、白、赤の三色にライティングされていました。遠くにはブルックリン・ブリッジの灯りも見えます。昔はマンハッタンの夜景はオレンジ色一色だったと記憶しているのですが、ずいぶん蛍光灯の白色も増えたように感じました。



 それにしてもこのような巨大なビルが戦前よりずっと前に建てられ、当時から展望台があったという事実には驚くばかりです。


(Rock Band をやっている娘にピッタリのTシャツを購入)
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ニューヨークグルメ紀行 - 『Little Pie Company』      

2007-09-19 | 海外グルメ
 
 米国のレストランに行くと料理のボリュームが多くてげんなりしてしまうが、店サイドはお客様が残さず食べたということは食べ足りなかった、満腹でご満足いただけなかったという考え方があるらしい。そのためレストランでデザートまで食べるという気にならないことが多い。(大体デザート自体もてんこ盛りだしね。)替そんな時にはどこかでスイーツを買って帰って、時間をおいてからホテルでいただくのもいい。

 今回『オイスターバー』へ行く前にグランド・セントラルの地下街にあるLittle Pie Companyの支店で買ったのは好物のキーライム・パイ5.5ドル也。最小サイズの直径5インチだったがこちらではこれで一人分なのだろうか。


(大好きなキーライムパイは残り2つでセーフ。他のパイは表面が更に盛り上がっていてスゴイ分量。)


(一個だけでもケースに入れてくれる。冷やしておいてネと言われた。)

サクサクのクラストと酸味の利いた柑橘系の味がなつかしい。ホテルに持って帰って、朝のコーヒーにもよく合います。もちろんグランドセントラル駅内のフードコートでいただくことも可能です。


(結局翌朝に家族で分けていただいた。)
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ニューヨークグルメ紀行 - 『Grand Central Oyster Bar』       

2007-09-18 | 海外グルメ
 
 郷愁漂うグランド・セントラル・ステーションは北方面の列車の玄関口。


(ハーレムラインにハドソンラインと北行きの路線が並ぶ切符売り場)

列車に乗る前にちょっと一杯やったり、テイクアウトを買って列車で帰ることができるように、地下はグルメ・モールとなっていて、買い物袋をさげて、そのままホームに降りていくことができます。そこからちょっとスロープを登った防空壕のような半地下に『オイスターバー』があります。入り口は写真のようにレストランらしかなぬまるで映画館の入り口のよう。店内は米国のレストランにしては明るいほうです。有名店だけに日本人らしき方々もチラホラ。インターネットで20時に予約を入れておきました。

 『オイスターバー』は名前の通り、牡蠣やシーフードを中心とした料理をいただく歴史あるレストランです。小生は30年前に一度訪れたことがあります。カウンターもあって一人でも楽しめます。ニューヨークが初めての家族向けには旅の思い出にいいんじゃないでしょうか。

 まずは『生牡蠣と生はまぐりの盛り合わせ8個』を注文。普段はあまり飲まない白ワインはフランス産のミュスカデとニュージーランド産のソーヴィニオン・ブラン(こちらは大正解だった)をグラスで注文。大ぶりのスト-ンクラムは特に美味。カクテルソース系とバリサミコ系の両方のソースがつき、ホースラディッシュやタバスコも用意されています。


(赤のギンガムチェックのクロスが大好きです。オイスター・クラッカーとはシーフードのシチューやチャウダー用のクラッカー。)


(ここにきたらやはりコレははずせません。)

 メインはこの店のオリジナル『コンビネーション・パンロースト』$20.95にしました。これはクローシュをともなって過剰な演出で登場しました。生クリームがふんだんに使われたソースにロブスター、クラブ、クラム、オイスターが具に入ったシチューのようなもの。ちょっと健康には悪そうですが、その濃厚な味わいはロブスター・ビスクのスープに似ています。ちなみに品川のオイスターバーでも2625円でいただくことができます。この料理に関しては内容が同じなら日米の価格差はないと言えますが、ワインの値段は日本の方が高い気がします。


(四角に見えるのはパン。色はうっすらトマト色だがパプリカがはいっている)

娘は好きなクラムチャウダーを、妻が注文したのは"Jumbo Fried Shrimp in Rice Batter"なるもの。まぁスペルが違うので"Butter Rice"が付くとは思ってませんでしたが、Riceはつくのではとの想像は裏切られました。実はBatterとは打者ではなくフライの衣のこと。"rice flour batter"つまり米の粉が衣になっているエビフライということでした。


(妻の注文した大振りで大味なエビフライはサクサクプリプリでした。)

3人で100ドルをちょっと超えましたが、これが今回の旅で最高額の食事ですから、つつましいものです。
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米国家族旅行 - 『NYC観光編 国連本部』     

2007-09-17 | 海外旅行
 
 40年以上前の子供の頃によくTVで見ていたスパイ映画『0011ナポレオン・ソロ』で、活躍の舞台となっていたのがUNCLE本部のあるニューヨークだったが、必ず本部のシーンで映し出されるのが国連本部ビルだった。撮影当時はわりと新しい近代的なビルだったのだろう。それ以来10年位は小生が思い浮かべるニューヨークとは国連本部ビルだった。



 ここも娘をぜひ連れてきたかった場所のひとつだ。特に何の下調べもなくタクシーで国連本部までやってきて、荷物を預けてツアーのチケットを買うためにロビーまでやってくると、大変ラッキーなことにちょうど30分後に日本語ツアーが予定されていた。3人で33ドル也。


(国連の公用語は英語、ロシア語、中国語、フランス語、アラビア語、スペイン語)

 時間になって集まった日本人は約20人ほど。国連本部のツアーはニューヨークでの観光先としては日本人にはあまり人気がないようだ。現在の国連事務総長の名前をご存知だろうか?さて日本は米国の次に国連への負担金が多い国なのだが、国民の関心は薄く、国連職員も少なく、今後の世代はもっと国際貢献が期待される。

 やや時間に遅れてガイドとして登場したのは国連職員として働く若い日本人女性。最初は緊張されていたのかちょっと恐面の雰囲気。しかしさすが案内はお上手で数字も頭に入っていて聡明な感じであった。ニューヨークの国連本部には専門職の職員が2000人ほどいるそうで、そのうち日本人はたったの100人ほどだという。館内には様々な展示物があったが、広島の爆心地でみつかった変形したビンが印象的だった。


(安全保障理事会の議場。左手上部には公用語翻訳のブースが。)


(地図上にある赤い色は現在PKO活動中の紛争地域でイラクを含めて10を越えている)


(9月には安部首相が演説するはずだった国連総会の議場)

 率直な感想としてはまず施設の老朽化が気になった。知名度の割には財政難が続いているようで最新のハイテクがどこまで使われているのか疑問なほど建物や設備は古い。(もう既に新ビルの設計図はできているそうなのだが。。。)日本は加盟国負担金全体のなんと約20%も支払っているものの国民の国連への関心は薄い。その多くはPKOなど安全保障関連に費やされているようだ。次世代の国連への関心と参加が望まれる。
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ニューヨークグルメ紀行 - 『 Ess-a-Bagel』        

2007-09-16 | 海外グルメ
 
 『ニューヨーク自然史博物館』を出たあと、『国連本部』方面へ向かう途中に昼食で立ち寄ったのが、3番街グラマシーのはずれにある『 Ess-a-Bagel』。ユダヤ人の多いニューヨークではベーグルは大変ポピュラーですが、これは発酵させた小麦粉の生地を輪の形にし、一度茹でた後で焼いて作られるそうです。"Ess-a-Bagel" とは米国や東欧などのユダヤ人移民の言葉で"Eat the Bagel"を意味するようです。この店はベーグルに調理した具をはさんでサンドイッチに調理してくれ、店内で食べることも可能です。



 店内はラッキーにも空いていました。どちらかというと地元の人が多いようでした。小生が注文したのはガーリック味のベーグルにハム&エッグ3.95ドル也(メニューにはありませんでしたが作ってくれました。こういう交渉のやり取りも楽しいもの。)大きさは大きめで縦にも二つにカットされた状態になっています。残念ながらベーグルはトーストにはできませんでしたが、これは安くてモチモチしてウマい。妻が注文したのはけしの実のついたベーグルにスモーク・サーモン&クリームチーズ9.5ドル也。素材は良さそうだし、2つの高級な味のハーモニーが素晴らしいと思いました。

(実は香ばしいガーリック片が下側にびっしり張り付いています。はみ出すほどのスモークサーモン。)

ついでに朝食用にやや大きめのマフィンも購入。電子レンジでちょっと暖めるとこれもうまかったです。


(シナモンアップルとチョコチップ)

 ここに限らず米国ではサンドイッチ類は好みを言って注文する場合にはややコツがいりますが、そんな人が多いためか店内には日本語メニューも貼られています。味や値段を考えると日本からの旅行者の人にもオススメできます。  


(日本に帰ってから小生が作ってみたクリームチーズとスモークサーモンのベーグル。見た感じよりは想像を超える絶品の味です。)
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