早いもので六泊八日の旅ももう帰国日となってしまった。チェックアウトの直前に最終日くらいはと思って、朝食はホテル7階のテラスでいただいた。無名で地味なホテルだったが、ロックフェラーセンター側に張り出したテラスクラブと呼ばれる場所の屋外テラスは実にいい。ホテル客なら無料コーヒーと無料新聞だけでもくつろぐことができる。
(東側にはセント・パトリック教会を臨む)
(南側には有名なロックフェラーセンターの中庭が垣間見える)(西側にはラジオシティー・ミュージックホールを臨む)
行ってみるとまだ客はいなかった。テラスにでてみると外気の清々しさと都会の喧騒が入り混じったニューヨークを実感できる感じ。3人でコンチネンタル・ブレックファーストをいただいた。これだけだと11ドルだが、更に卵やベーコンを足すと16ドルとなる。(他の利用者の書き込みには夕食は止めたほうがいいとあった。)チップなど込み込みで47ドル也。
(コーヒー以外はビュッフェ・スタイルで自分で好きなだけとってくる。)
朝食後に自動機でホテルをチェックアウトした。ホテルの部屋代は一日当たり税込みで約250ドル也。本当にニューヨークのホテル代は数年前に比べたら高騰してしまった。小生にとってはこれでも十分に高額と思えるのだが、日本の女性誌の秋のニューヨーク特集号などを立ち読みすると驚愕するような高額料金のホテルやレストランが紹介されている。フェラーリの表紙の車雑誌が売れているようなもので実用性より夢先行ですかね。
ホテルでタクシーを手配してもらったらやって来たのはイエロー・キャブではなく、クライスラー300Cのハイヤー。これで朝の渋滞のなか、えげつないほどの割り込みでクイーンズ・トンネルを抜けてJFKを目指す。車のセンターコンソールをみるとSATの表示が。ドライバーに聞くと衛星(サテライト)を使ってFMに代わるデジタル音楽放送を流しているらしい。知らなかった。。。JFKまで40分ほどで到着。65ドル也。
帰りはANAだったが、ANAの割り当てのJFKのターミナル7は乗客も少なく、時間もかからずあっけなく出発ロビーに入れてしまった。その割りにショップは貧弱。ANAを利用する方はオミヤゲをJFK空港で買おうなどとは考えない方が無難。
帰りのANAは行きのUAより新しい777-300型で気持ち座席もゆったりしているように感ずる。料理もサービスも日本人にとってはUAより明らかに上。何と言っても回りの席が小柄な日本人ばかりなのでゆったりできる。
帰ってからマイレージを調べてみたらラッキーにも3人ともそろって1回で10000マイルを超えていた。よかった、これで景品3つに交換できる。やっぱり楽天ポイントへ移動が一番得かな。
ショッピングは全員あまり興味がなかったが、今回の家族旅行が、娘が将来を考える参考になったり、妻との老後の楽しみが共有できる一助となることを切に願って止まない。。。
(予定より長引いてしまいましたが、これにて米国家族旅行の記録は終了です。)