東京居酒屋紀行 - 西新宿『みのる』

　思い出横丁のはずれにある前から気になっていたバーです。階段を下りていくとそこは昭和の世界。カウンターのみの店内には年配のバーテンさん２名と女性１名の３人構成で落ち着いた時間の過ごせる空間です。この日のお通しは温かい新ジャガにハムの入ったポテトサラダでした。まずは角瓶のハイボールを一杯。



　さらにジントニックを注文。これは予想外と言っては失礼ですが、なかなかのうまさです。アテはたっぷりと海苔が巻かれた品川巻き。こういうお店の何でもない乾き物って気になって、ついたのんじゃいます。


（皮がカットされたレモンに注意）

　今度はバーテンさんがシェーカーを振る姿を見たいものですが、この日はそのチャンスはなかったです。この日は会社の同僚とふたりで訪れましたが、女性ひとりでも立ち寄ることが可能だと思います。野菜サラダを追加して３杯つづ飲んで計５２７０円也。

東京グルメ紀行 - 西新宿『ＢＵＬＬ』

　例によってランチの名店を物色していたところ、通りにあった写真が目に入った。エレベーターの雑居ビルの３階に行くと予想に反して満員状態。こちらはビーフが売りの店のようだが、昼はカツカレー系のメニューが売りのようだ。客は残らず男性ばかり。小生が選んだのは『ハーフ＆ハーフ』の大盛で９５０円也。



　写真ではわかりにくいですが、ご飯の盛りが体育系のノリです。カレーには柔らかいタンが一切れはいっていましたが、デミグラスの方はちょっと缶詰っぽい味で合わなかったです。揚げたてのカツは中心がまだ赤かった。ただテーブルにはらっきょうと福神漬けが置かれており、大粒のらっきょうの味が気に入りました。この日は夕食時もおなかが空きませんでした。

東京グルメ紀行 - 新宿３丁目『釧路港』

　『つな八』や『船橋屋』のある辺りの雑居ビルの地下２階にある北海道直送が売りの店です。店内のＴＶには釧路湿原の風景が流れている。小生が注文したのは看板にも大きく書かれている『いくら丼』の中で１０００円也。



　これってメニューの写真よりイクラの量が少ないのでは？イクラの味は悪くないが、丼の他には印象もなく、これで１０００円はビミョーかな。

東京グルメ紀行 - 西新宿『天狗』

　天狗って、３０代の頃によく行った記憶がある。よく注文したことを憶えているのは『月の桂』と『豚の柳川鍋』あたりかな。そんな天狗の西新宿７丁目のお店に初めてランチタイムにやってきた。思ったほど客ははいっていなかった。ここはワンコインランチが売りのようだ。小生が注文したは『チキンカツカレー』５００円也。



　チキンカツは揚げたてで評価できるが、大きさがメニューと違うような。ソースもないし、サラダ、味噌汁も一切付きません。お茶が持てない位熱かったが、あとは特に印象ナシ。５００円ならこんなもんかな。

東京下町グルメ紀行 - 『Pizzeria Fukuhiro』

　浅草の裏通りにあるイタリアン・レストランで、夜訪れるのはこれで３回目です。この日はテーブル席を予約をしました。となりは小さな女の子の家族連れ。そんな感じでも全然平気な場所です。ワインが安いのでボトルでいくのが正解でしょう。今回は１品づつを選ぶプリフィックスメニューに単品を追加しました。


（フルボディーのチリワインを大型ワイングラスで）


（本日の前菜）


（もち豚とナッツのテリーヌ）


（クワトロフロマッジは蜂蜜をかけて）


（意外とダシが効いて美味しかったイカスミのリゾット）


（ドルチェはティラミスとキウイシャーベットにエスプレッソ）

　値段と内容を考えたらお勧めの一店です。

東京グルメ紀行 - 西新宿『おおの屋』

　
　長かったこの界隈でのサラリーマン生活も、来月からは新オフィスに移転することになる。もう来れないわけではないが、会社帰りに同僚と立ち寄ったのはおおの屋。



　レバ刺しといさきの刺身にレモンサワーでスタート。その後は日本酒にジャガイモやうずらの串揚げで仕上げた。近くにあると会社帰りには重宝する店だったが残念。

東京グルメ紀行 - 西新宿『極や』

　この店の魅力をもっと知りたくてランチタイムに再訪。この日は焼き魚で鯖の炙り定食８８０円也。



　注文を受けてからじっくり焼き上げた鯖の味は格別です。一定以上のレベルのランチがいただける期待が持てる店のひとつです。

東京グルメ紀行 - 西新宿『再來宴』

　永年この界隈をうろついていて一度も入ったことがなかったこの店に雨の降る日に入店。麺を食べている年配の方が多いように見えたので、小生が注文したのは麻辣麺。この店では雨だと１００円引きらしい。



　スープの色を観てわかるように、これ相当辛いです。しかもモヤシは生？辛くても旨味があると食べられるのですが、残念ながら辛いだけ。カウンターには麻婆豆腐、杏仁豆腐がセルフで取り放題になっているが、帰ることになってこのシステムに気づいたのは残念。再来はビミョー。

新宿グルメ紀行 - 西新宿『昌平』

　河合塾近くのラーメン店『昌平』にランチタイムに入店。店内はまぁ空いていた。自販機で小生が注文したのは『排骨ラーメン』８００円也。



　食べ始めて、すぐにこれははっきりした魚介系スープだと気付く。これに好物のカレー味の揚げたて排骨をのっけても、ちょっと味のマッチングがビミョー。麺は悪くないんだが、注文ミスかな。。。

東京グルメ紀行 - 新宿三丁目『三太』

　その昔、新宿で小生がひいきにしていたのは確か、歌舞伎町にあった三金という店だった。この店はトンカツにケチャップがつくんですよね。辛子と混ぜてアメリカンドッグのような感覚でトンカツがいただける面白い店でした。今回訪れたのはこの店とは別の三太というお店。その昔、三太物語というＴＶ番組があったなぁと思い出に浸りながら入店。ひとり男性客の多い店で、ビールをの飲みながらという方も。小生が注文したのは華定食１０５０円也。華定食とは海老フライ、1口ヒレカツｘ２、クロームコロッケの３種盛り合わせ、です。
　


　こちらは尖った衣に特徴があって、一口ヒレカツは雲丹のような感じ。味も秀逸でとくにクリームコロッケは素晴らしかった。ロースカツが一番人気のようなので今度はぜひ。

世田谷グルメ紀行 - 三軒茶屋『とんがらし』

　アレックスの隣にあるこの店の存在は前から知っていた。首都高速三軒茶屋出口を出るとすぐに見える場所にある。初めて入ってみるとカウンターのみの狭い店で、おばあちゃんがひとりでやっている。客は常連さんのひとり客ばかり。小生が注文したのは『豚バラスペシャル』９００円也。



　これは豚を柔らかく煮込んだもので、ホウレンソウも入っている。型に入れて出されるサフランライスは大盛（２山）無料。これでカレーを食べ進むとご飯だけが余ってしまうようなこともない。カレーはじわっと汗がでてくる感じです。デサートは愛玉子でさっぱりと。



　気がつくと若い女性ひとり客ばかりになっていた。仕事帰りに故郷のお母さんを想い出しているのだろうか。地元で愛される店。

世田谷グルメ紀行 - 下北沢『一龍』

　『こうぜん』を出たら、前の道を真っ直ぐ進むとすぐに『一龍』に到着。変わらぬ雰囲気のカウンターのみの店内は地元の年配のひとり客ばかりでした。にんにくそばを注文。７００円也。



　ここのラーメンのスープは懐かしさもあって、たまりませんなぁ。にんにくのざく切りがたっぷり入っています。〆に立ち寄るには良い店です。

世田谷居酒屋紀行 - 下北沢『こうぜん』

　久々に夕暮れの下北沢の街で下車。北口をちょっと歩いたところに目指す『こうぜん』があった。店には客が一組だけ。モダンジャズが流れていたが、途中から今風の Beni Coversに変わった。カウンターの隅に陣取って小生が選んだには東北泉。お通しは昆布巻きだった。アエはトマトのおから和え。トマトの酸味が支配する珍しいアテだ。


（黒光りするカウンターの渋い色合いと照明が秀逸）

小左衛門のにごり酒に、アテはとろろ明太。酸味の強いスッキリした飲み口だ。

（徳利や盃もいい感じです）

日本酒でもプレミアムなものを中心に揃えた大人向けの店ですが、iPhoneが入らないのが残念。財宝温泉水置いて下さい。

東京グルメ紀行 - 神宮前『中華蕎麦 つけ麺 一』

　客先コールで普段はあまり来ない原宿竹下通りを何十年ぶりかで歩く。ランチタイムに立ち寄ったのは東郷神社前の信号を渡った場所にあるラーメン店『中華蕎麦 つけ麺 一』。この日の一番客だったかもしれない。カリブ系の乗りの良い音楽が流れる店内のカウンターの隅に着席。



　小生が注文したのはつけ麺（大盛）７８０円也。さすがに麺、具、スープともに素晴らしい。麺は冷水でよく絞められている。分厚目の海苔は香りもよい。スープ割まで完食。

世田谷グルメ紀行 - 経堂『Pied de Cochon』

　ラーメン激戦区になりつつある経堂に、新たな店がオープンした。店名からはラーメン屋とは思えませんが、メニューはラーメンしかありまあん。外観からしてフランス料理店のようだが、入って見てもオシャレなテーブル席が並ぶ。ひょっとして居抜き？　夜８時前だったが店内には客の姿はなくシーンとした雰囲気。店の奥の厨房にマスターの姿が見える。待っていても注文を取りに来る様子がないので、大声で小生が注文したのは醤油ラーメン７００円也。



　ラーメンがワゴンに乗って運ばれてきたのにビックリ。スープは澄んだ醤油味でコンソメのような感じもある。チャーシューもいい材料を使って良い味付けもしてある。ただ麺の印象が今ひとつかな。

　さてこの店を小生がプロデュースするとしたらコンセプトはパリにあるラーメン店。音楽は軽妙なフレンチポップスでも流しましょう。壁には大統領選のポスターでも貼っておきましょう。ドライフラワーもいるかな。箸ではなく、スプーンとフォークで食べさせましょう。水のセルフはやめて、ウエイトレスを雇いましょう。ここまで商店街から離れた場所だと思いきったことをやらないと難しいのでは。