東京グルメ紀行 - 若松河田『蕾』

　病院に検診に来たのだが、時間を間違えてしまって早めの昼食を取ることに。１１：３０の開店とともに一番客として定食屋の蕾に入店。ランチエニューのなかから『香味揚げ定食』を注文。９９０円也。



　香味揚げはタラとカレイを揚げたもので人気の一品。味もそこまで刺激的ではない。ご飯も十六穀米を選択したが、そこまで雑穀は多くない印象。山芋とほうれん草の小鉢もうれしい。

　後から入ってきたのは皆男性の年配者ばかり。女性に人気かと思っていたがコロナ禍の影響かもしれない。食後には腹ごなしに夏目坂通りを下って早稲田まで、そこから戸山公園を経由して戻ってきた。

東京グルメ紀行 - 若松河田『梅香苑』

　例によって病院の検査帰りに立ち寄ったのがコロナ禍でランチのみ営業中の梅香苑。入ってみると客もそこそこの入り。巴蜀(ハショク)料理ということだが、巴蜀とは『四川地方の異称。巴は現在の重慶市、蜀は成都を中心とした四川の古称。』ということ。なんだ四川料理のことか。メニューのなかから巴蜀風麻婆豆腐セットを選択。９５０円也。



　麻婆豆腐は豆豉のうまみが効いている印象でそう辛くはないのだが、別にペースト状に練られた山椒がついてきて、物足りない方は辛さを調整できる。杏仁豆腐もついていて、これで９５０円ならまぁ良いかと思います。

東京下町グルメ紀行 - 人形町『よし梅』

　歯科医院に行った帰りに久々に人形町を散策。芳味亭が甘酒横丁のいい場所に移転していたんですね。旧店舗の座敷形式も趣があってよかったんだけどね。帰る前によし梅売店で大好物の鯵の南蛮漬けを購入。１２００円也。コロナ禍で入口と出口が別々になっていました。



　この酸味と甘みの塩梅が大好きなんです。ついでに甘酒横丁で買った鳥忠の玉子焼き８００円も美味。

Emily In Paris

　最近Netflixで見始めた人気のコメディーです。"シカゴでマーケティングの仕事に励んでいたエミリー・クーパーは、思いがけずパリで念願の職を手に入れ、仕事に恋に友情に全力投球の夢の海外生活を開始する。"というのが短いあらすじの紹介なのですが、フランス人とアメリカ人の違いを面白おかしくスピーディーに描いて見せていくという仕立てのドラマです。



　私が驚いたのはエミリー役のリリー・コリンズがあの大御所フィル・コリンズの娘だということ。全然似てない(笑)。若く見えるが堂々としていてそのキャリアも長いようだ。また作品にはあのSATCの作者も関わっていくとのことで大人向きとなっていてちょっと家族団らんでは観れません。ただしコレおかしいよなんていう無粋なツッコミ動画もあったりして別の楽しみ方もある。



　コロナ禍でパリ観光にははるかに遠いが、こんなドラマで旅行した気分になれるのが人気の秘密かもしれない。昨年秋に撮影が行われたのは幸運としかいいようがないですね。エミリーが住んでいるアパートも眺めは抜群(A Room with a View)で場所もパンテオンの近くと良いところにあり、リュクサンブール公園とかも近いですね。

世田谷グルメ紀行 - 桜新町『Oyatsuya Sun』

　ここにはかって小さなお花屋さんがあった。それが今や通りを挟んだおはぎ屋さんと同様に列ができるお店に変わった。もともとのお花屋さんの雰囲気もうまく継承されていてお洒落な雰囲気。いつも大体数組が並んでいるのだがお店のキャパが小さいので列が目立つ。家族で試しに買いに行ってみた。パウンドケーキを一本買おうとよくみたらピース売りのみなんですね。印象としてはなかなか強気の価格設定。


(上がオートミールクッキー、下右がはちみつレモンパウンドケーキ、下左がフォンダンショコラ。)

　私的に意外と美味しかったのがオートミールクッキー。これはまた買うな。フォンダンショコラはピーカン入り。フルーツの粒が入っているパウンドケーキはフルーツの存在感があってなかなか良い。

　同じビルにはかって雀荘があったのだがいつのまにか無くなっていたな。

いなげや桜新町店が閉店

　開店して以来７年間愛用してきたいなげやが１１月で閉店することとなった。おそらくは昨年２月に隣接するようにライフの旗艦大型店舗が出店したのが主な原因だろうが、残念ではある。もうすでに売り場は徐々に縮小され、商品も減っている。

　小生がライフができた後もいなげやを愛用していた理由はいろいろあるが、
　　１．全般的に商品価格がライフより安い。
　　２．一定条件下ではあるが買ったものを無料で配達してくれるサービスがある。セルフレジもなく高齢者にはやさしいかも。
　　３．閉店前の時間帯だとパンやお寿司を中心に値引き率が良い。２０時頃には半額となるパン売り場に群がる学生、年配者の姿が。
　一方で課題と考えられるのは
　　１．品揃えが限られている。例えばカンロ飴がない、Lay'sのポテチがない。
　　２．クレカは使えるが最近はやりのキャッシュレス決済に対応しておらず、特にポイント還元時期には多くの客を取られたでしょうね。

　いなげやが撤退した後のこの場所には次に一体何ができるのだろうか。同業他社や飲食店は考えにくいところだがどうなりますか。

　　　

東京グルメ紀行 - 神保町『はちまき』

　歯医者に行った帰りに神保町で降りて散策。すずらん通りにこんな老舗の天麩羅屋があったとは。１５時過ぎであってもお客がパラパラと入店してくる。店内には意外なことにモダンジャズが流れていた。コルトレーンを聴くことになるとは。カウンター席に通されて小生が注文したのは通称『穴丼』と呼ばれている『穴子海老天丼』１５００円也。

　運ばれた丼はなかなかの迫力。ただ丼を手に取るとタレがついていてベタベタして参った。なるほどご飯は天丼向きに堅めに炊かれていて、タレは甘め。油はごま油１００％ではなくコーン油とのブレンドだそうで割とあっさり目で胃にもたれない印象。さらにはカウンターに新生姜が用意されていてさらにさっぱりした印象になる。



　穴子が丼からはみ出しているが、両端のはみ出した部分を最初にかぶりつけば食べやすい。熱いうちにかきこみたい。帰り道は裏通り経由で『兵六』『ミロンガ』『ラドリオ』『Big Boy』と健在ぶりを確認してから帰宅。

家で食べられる二郎系ラーメン

　コロナ禍でもたまには二郎系ラーメンを食べたい。でも大抵は行列ができていて店内は密。UberEatsでは年金生活者にはちょっと高すぎだろう。ところが９月になってインスタント生麺が２種発売された。これらをスーパーで購入して食べ比べをしてみた。

　ひとつはシマダヤから発売されたA「極濃」豚醤油ラーメン。もう一つはB「行列のできる店のラーメン 最強のラーメン 背脂豚骨醤油」。


どちらもパッケージには二郎とは書かれていないが明らかに二郎系を意識したパッケージとなっている。

　どちらも商品の傾向としては似ているがその違いをまとめると、
１．麺
　　どちらも極太を謳っているがAは太麺程度。また量もA130g、B200gとかなりの差がある。また茹で時間はA４分、B６分。食べてみるとBのもちもち感が素晴しいと感じた。

２．スープ
　　Aはスープは１種のみだが、Bは後乗せの背脂入り特製油がついていて背油が浮かぶ演出が楽しめる。これが味に決定的な違いを与える。

　小生の好みはB。軽めに手軽に食べたい方にはAがお勧め。