平日のランチタイムに以前から気になっていた上野広小路の魔界?の一角にある『天寿ゞ』を初めて訪問。隣のまとまった土地が更地になっていて、大型ダンプが頻繁にやってくる。一体何ができるんだろうか。風情あるお店の暖簾をくぐると実に古き良い天ぷら屋の風情あるれる店内が広がっていた。11時を少し過ぎた辺りだったが、店内は賑わっていて、テーブル席かカウンターが選べたのでひとりだったし、迷わずカウンター席へ。ごま油の香りが食欲をそそる。
店内は食通のような年配の人が多く、ちょっとたじろいたがすんなり座れた安堵感の方が大きい。この雰囲気でお昼の天丼を注文するのも気が引けたが金額的にはちょっと無理なので、上天丼を注文。これが一番安くて2420円也。
(お盆には天井の格子戸の照明がいい感じに写っています。)
実際に着丼したのは11:30を過ぎてから。まぁちょうど良い待ち時間となった。内容は海老2品、魚2品(穴子とキス)、野菜2品(ししとうと茄子)でタレ多めでお願いしました。海老は予想より小さかったものの身がしまっていました。キスは思ったより肉厚でしたね。量もちょうど良かったです。
しかし昼にこの辺りを散歩してフラッとこんな店に入ってビールを飲みながら旬の天ぷらをつまむような老後だったらなんと素晴らしいだろうなぁなどと見果てぬ夢を追ってしまった。。
(24/09/21)