今はまっている日テレのドラマです。小学生が知り合ったばかりの小学生を殺してしまうというショッキングな事件を題材に被害者、加害者の家族の苦悩を描いたシリアスなドラマです。最初は野島伸司かと思いました。リアリティーがないようで実はあるのではと思わせるストーリーで、主な出演者はほとんど毎回泣いています。子供を持つ親で観ている人は多いと思いますが、ちなみに拙宅では小生しか観ていません。
主演は稲森いずみさん。ロング・バケーションとかトレンディーの脇役というイメージだったのが、義経の常盤御前あたりからシリアスな役で味を出しています。ドラマは終盤にかかっていますが殺意の訳はまだ謎のままです。それと海容って何?
渋谷でランチをとることになり、道玄坂を登ったところにある『沖縄'n 道玄』へ。開放的な雰囲気の店内には島唄がながれ、壁には泡盛や古酒が並ぶ。本来は夜に来る場所だなと気づく。テレビでも紹介されていたアグー豚のメンチカツ定食1000円也を注文。
(やっぱちょっと揚げ過ぎでしょ。)
少し時間がかかって運ばれてきたメンチカツは揚げ時間が長かったのか、ジューシー感を味わうことはできなかった。ただ肉の味は良いのでソースはあまりかけない方が良い。アグー豚の豚汁やミミガーなど沖縄をがんばって演出している。意外にも最もうまかったのはご飯でついお替りをしてしまった。『お替りごはん』と大声での連呼が店内に響く。この店は良い意味でも悪い意味でもスタッフの大らかさが特徴だろう。なお女性はソーキそばの愛好家が多いようだ。
皆さん、スパムメール(迷惑メール)に悩まされていませんか?たとえばバイアグラとか。この手のメールは巧妙にできていてキーワードで自動削除することができないように工夫されています。小生の場合に一日100件位のメールのうち90%はこの類です。
ところでスパムといえば沖縄やハワイでもポピュラーな缶詰食材ですが、不名誉な迷惑メールの代名詞として使われる起源が英国BBCのモンティ・パイソンのこのコントにあると言われています。
時は第二次世界大戦で物資が乏しい英国のとあるレストラン。ある夫婦がレストランで注文しようとしたら、メニューは缶詰のスパムが入っているものだらけ。ところが奥さんはそのスパムが大嫌い。そのうち、近くの席になぜか座っているバイキングの集団がスパムの賛美を大合唱しだしたりして、最後は収拾がつかないまま終了というのが大まかなコントの内容です。
ここで何度もしつこく連呼されるスパムが笑いを誘うわけですが、缶詰のスパムは戦時中には国から統制品の指定を受けておらず庶民には比較的自由に手に入る肉製品だったのですが、それでも毎日こればかり食べていると大抵の人は飽きてしまう。このため今でも英国ではスパムはもう見たくないという老人が多いそうです。こうした背景もあって、スパムは必要ないのに大量に送られてくる迷惑メールの代名詞になっているわけです。
ちなみにこの店で最も高級と思われるメニューも無理矢理スパム入りです。
"Lobster Thermidor a Crevette with a mornay sauce served in a Provencale manner with shallots and aubergines garnished with truffle pate, brandy and with a fried egg on top and SPAM"
小生はなぜかSNLのチーズバーガーしか注文させないオリンピア・レストランを思い出してしまいました。
茶沢通り沿いにある人気のお蕎麦屋さんです。その秘密は高いコストパフォーマンスにあるようです。昼過ぎに入店すると、店内はほぼ満席で相席となる。特別オシャレというほどではない店内はマイルス・デイビスやビル・エバンスといった有名どころのジャズが流れていた。あなご天せいろを注文するも品切れで天せいろを注文。なんと1150円也。
ここの蕎麦は細くて白い更科系でコシが強いのが特徴。つゆは藪のように決して辛くはない。どちらも量でかっかりすることはない。天ぷらはやや油切れが悪かったが、揚げたてを塩でいただくとウマイ。なおテーブルにはサービスの茹玉子もアリ。これで1150円はお得。
(海老、きす、れんこん、かぼちゃ、三つ葉)
夜の閉店時間が早いのは残念だが、次回は一番人気の鴨せいろ950円をぜひ。
小生が高校生の頃にはお小遣いはすべてレコードにつぎ込んでいた。買えるのはLP月2枚のペースなので、今の時代よりも慎重に選んでは買っていたと思う。通っていた高校の近くに大学の生協があり、そこだと確か2割引で買えるので大学生でもないのにそこで注文しては買っていたと記憶している。
その時代に小生が買った一枚が邦題『不滅のヤードバーズ 二大ギタリストの競演』というLP。これは日本だけの企画盤だったようで発売されたのは69年頃。A面はエリック・クラプトン時代、B面はジェフ・ベック時代というわかり易い構成になっているのだが、ギタリストが違うだけで全く音楽の方向性も違う。
A面は64年のライブ録音からフィーチャーされた曲で、総じてノリがイイ。そのA面の一曲目がこの曲だ。実は演奏が始まる前にメンバー紹介があって、エリック・スローハンド・クラプトンというアナウンスの直後に演奏が始まるのだが、YouTubeでは残念ながらカットされている。たった3分の演奏に詰め込まれたクラプトンの技が聴きもの。またB面の『ジェフのブギー』では名前だけは知っていたフィードバック奏法を初めて聴いたのであった。
(スローハンド=イヤイヤお愛想でゆっくり拍手をするスローハンド・クラップに名前をかけたもの)
Runnin' to-and-fro, hard workin' in the mill.
Never fail in the mail, yeah, come a rotten bill.
(*)
Too much monkey business,
Too much monkey business,
Too much monkey business,
For me to be involved in!
Salesman talkin' to me, tryin' to run me up a creek.
Says you can buy it, go on try it, you can pay me next week, ahh.
(repeat *)
Blond hair, good lookin', tryin' to get me hooked.
Want me to marry, get a home, settle down, write a book.
(repeat *)
Every day, same thing, gettin' up, goin' to school.
No need for me complaining, my objection's overruled, ahh.
(repeat *)
Telephone, something wrong, dime gone, will hold,
Oughtta sue the operator, for telling me a tale, ahh.
(repeat *)
I been to Yokohama, been fightin' in the war.
Army bunk, army crew, army food, army corps, aah.
(repeat *)
Workin' in the fillin' station, too many tasks.
Wipe the windows, check the tyres, check the oil, a dollar gas.
(repeat *)
Too much monkey business for me!
またまた小生が大好きな松陰神社の商店街に足を伸ばしてしまいました。新しくできたうどんの店『松蔭』をランチタイムに訪問。結構お客さんはまぁまぁ入っていましたがご主人が万事ひとりでやっている様子。窓の外には公園の景色が広がるホッとできる半地下の空間。ランチにはセットメニューが3種類ありましたが、小生は『和風カレーうどん』850円也を注文。
(奥の小皿は田作り)
和風カレーとうどんは別盛りになっていて、うどんは薄めのダシに浸かっています。うどんは関西風にようですが、讃岐うどんとは違って大阪風か京風でしょうか。うどんをとってカレーにからめてつけめんのように食べるわけです。カレーは和風味で辛くはありません。最後にうどんだしをカレーにいれてそば湯のように完食。テーブルには無料で揚げ玉も置かれています。
隋園別館が新丸ビル内にあると聞いて16時頃に訪れる。この時間は昼と夜の間で営業している店はこのビル内でも非常に少ない。客は小生ひとり。店内は狭く、中華料理特有の大きな丸テーブルもない。新宿御苑のお店とは別物。10種類ほどあるランチメニューから酢豚を選択。料金は新丸ビル価格の1260円也。
注文があってから揚げた酢豚はボリュームもあって暖かかったが、カリッと揚がった感じがなく、またかたまり肉ではなく薄切り肉だったのは残念。セットになっている大きめのスープが意外とうまかったかな。
(評価できる点)
・ランチタイムが17時までやっている使い勝手の良さ
(課題点)
・中国人従業員同士の客を無視したやかましい雑談
・まるで社食のようなプラスチック製容器で出されたお茶
・冷えていない杏仁豆腐
小生は独身時代が人より長かった。当時友人から冗談で『君は人生の最後はホテル暮らしじゃないか』と言われたことがあった。米国ではホテルの一室にそのまま住み着いてしまって余生を送るお金持ちがいるのだが、それと同類だと思われたようだ。
そんな独身当時に借りたビデオの1本『ロンリーガイ』はニューヨークに住む独身男性を描いたコメディー。主演はスティーブ・マーティン。大都会には寂しい独り暮らしの人種が多いというお話。その映画の印象的なシーン。マンハッタンの屋上レストランに主人公が独りでやってきて、他の客やウェイターからの手厳しい洗礼をモノともせずに、たくましく生きるという笑える話。
このなかで『何か飲み物は?』と聴かれて主人公が注文したのが、"todka and vonic"。これは明らかに"vodka and tonic" の間違いだが、ウェイターを懲らしめてやろうとわざと意地悪い注文したのか、舞い上がってしまった主人公があわてたのか、どちらだろうか。ウェイターも知らないとは言えず"Very good Sir"で聞き直したりはしない。いずれにしても後半はレストランレビューの覆面調査員を装って独りで来た理由を正当化しようとするのだが、それが原因でせっかく偶然に再会した意中の相手アイリスの電話番号を失ってしまうことになる。
とまぁいつまでたっても意中の人とすれ違いの運命を描いた映画なのだが、他にも秒殺の笑えるシーン満載です。ニューヨークのエスプリに浸りつつ独身を貫く覚悟の貴方にぜひお勧めします。
松陰神社の商店街にあるごくありふれた雰囲気の普通の街の中華食堂です。メニューもいたって普通なのですが、ここの『唐揚定食』にはなぜか"特殊味付け"と注釈がふられています。正しい日本語は"特製"だろうとか思いながらも一体どんな味なのか昨年の夏頃からずっと気になっていましたが、なんせ店が開いてないことが多くて参りました。今回意を決して昼過ぎに入店。唐揚定食(特殊味付け)800円也を注文。
(まるで洋食屋のような付け合わせ)
予想より調理には時間がかかりましたが、でてきた料理からは食欲をそそるニンニクの香りが。この料理は一旦鶏を唐揚にしてから、衣にタレの味をしみ込ませる感じです。つまり衣はタレの味を保持する役割なわけです。よって手間がかかるため焼肉定食700円よりも高い。通常の唐揚のカリっとした感じはないのですが、独特の味(特殊味付け?)で、キャベツもマカロニサラダも、そして最後はライスまでもタレに浸して食べてしまいました。店のジャンルは全然違いますが、人形町の洋食店キラク(同名ですね)のポークソテーのソースに類似している味付けと言えば分かり易いでしょうか。
K大が近いためか、ライスの盛りは多めです。でも半数は女性客で、ラーメンが500円とか低料金に人気の秘密があるようです。あとで家に帰ってきた臭いに敏感な妻から『ニンニク食べたでしょ。』の一言が。。。
昔TVでよく観て、聴いて、いまだに頭から離れないCMのひとつです。渡航前はアメリカン・ビアーとしてはバドワイザーくらいは知っていたのですが、TVでは圧倒的にシュリッツが全盛でした。そのキャッチフレーズは
If you don't have Schlitz, you don't have Gusto, brother you don't have Beer.
このガストという言葉ですが、のちに日本でファミリー・レストラン・チェーンの名前にもなっていますが、(食事とかの)至上の楽しみを意味するそうです。
農大近くの定食屋さんで、主な料理はトンカツ、主なお客さんは農大生です。ランチタイムに訪れてまず驚いのは店内の広さ。座敷には40人位は座れるテーブル席がずらっと並ぶ。これだけのキャパの店を維持できるとはびっくり。夜には農大生がここで宴会を開いてくれるのだろうか。ご主人、女将さん、外国人従業員の全員が黒のTシャツ(バックには赤で要の文字が。)で決めている。
ランチタイムの定食からとんかつ定食を注文。価格はなんと驚きの650円也。
とんかつはボリュームもそこそこあって揚げたてだからうまい。しかもとん汁は具沢山。これが650円で食べられるのだから学食には行かない学生もいるだろうな。
他にメンチカツ定食、唐揚定食も650円。魚系の定食もある。この店で最も高い1500円のとんかつは一体どんな味がするのか興味深い。
ジェスロ・タルのついでに紹介するのではあまりに失礼なのだが、小生の無人島行きアルバムの一枚より『スパルタカスの愛のテーマ』を紹介しよう。このアルバムのなかでは最もロマンチックな曲だろう。エヴァンスとスタイグのコラボが最も成功している曲のように思える。原曲はスタンリーキューブリック監督の映画『スパルタカス』から。