角筈図書館でCDを借りたついでに路線バスでちょっと足を延ばして笹塚方面へ。車で通勤していた頃は横切っていた十号通り商店街を北の外れまで歩くと目指す店『福寿』はあった。ちょうど開店時刻に着いたと思ったが店はとうに開いていて席は2-3席は空いていた。客はすべて男性一人客。入口角のカウンターに着席する。カウンター越しには特大サイズの羽釜と釜戸が見える。その上は仏教っぽい漢字の書かれた暖簾。静かに流れるのはピアノトリオのジャズ。
入店して10分ほど経っただろうか、やっと並びの3人一緒に注文を聞かれてチャーシューメン580円也をオーダー。店主はどうも自分のペースでやらないと注文を覚えきれないようだ。麺を揉みほぐしながら投入する様子が見える。
(丼の奥側では麺が干上がっているくらいのカウンターの傾きに注意。)
個々の感想を言うとチャーシューは4切れで薄くて小さいが味はまぁ良い。この値段ならこんなもんか。麺は揉んいても固まりがちょっと残っていた。。スープはなかなか良い味。カウンターに化学調味料の瓶が置いてあるのにはビックリした。
(飲み干したのは底の文字を見たかっただけではないが。)
ドレッドヘアーのお兄さんも席を移っていいですかなんて低姿勢で店主に聞いていた。帰りには各自丼とコップを下げてお会計。求道者向け。